BLUE SHIP とは
2019.09.05(木)
受け入れてもらえる喜び
こんにちは。
高井です。
僕は学生時代に、障害を持った子どもたちと関わるアルバイトをしていました。
(なんじゃそれ?となった人はそっくりそのまま検索してみてください)
当時の僕は、高齢者施設でのアルバイト経験はあったものの、「子ども」とがっつり関わるのは初めてでした。
なので、最初は内心ビクビクです。
でも、ビビっていると子どもたちは簡単にそれを見抜いて、試してきます。
で、「こいつ、いけるな。」と思ったらナメてかかってきます。
(言葉悪いですね、ごめんなさい)
そんなこんなで飛び込んだ僕ですが、ある男の子と出会ったことがその後の僕に自信をつけさせてくれました。
その男の子は小学校5年生で、気分の浮き沈みが激しく、気分が上がりきっているときは、机の上に立って「エイエイオー!!」と言ったり、とにかく落ち着きがありません。
逆に、気分が沈みきっているときは、何をするにもやる気が起きず、周囲の人間を寄せ付けない始末。
何度かその男の子と会う中で、僕なりに関わりを続けていきました。
好きなアニメの話(ちなみにドラゴンボールの話題が一番盛り上がっていました)や今気になっていることなどなど。
そうしているうちに、「今日もドラゴンボールの話しよな!!」と、男の子から僕に声をかけてくれるようになりました。
たったそれだけのことですが、とてつもなく嬉しかったです。
現に、先輩職員さんからも「高井君には心開いてる」と言ってもらえたり、それはそれは嬉しかったです。
その時、一生懸命、子どもたちに媚びることなく接していれば、応えてくれるということを知りました。
その後のことを話すと、その男の子は結局僕がアルバイトに行っていた事業所には馴染むことが出来ず、別の事業所に行ってしまいました。
残念だなというのが正直なところで、彼の成長をもう少し見ていたかったです。
でも、元気にやっていてくれればそれだけで十分です。
ありがとうね。
またどこかで会おうね。
高井でした。