集めた小さなプラスチックを洗う会

当日の結果報告

開催日

2024.11.30(土)

参加人数

6

拾ったゴミの袋数と可燃 / 不燃の割合

不明

開催場所

東京都大田区中央2-10-1 大田文化の森 第3創作工房

集めた小さなプラスチックを洗う会 レポート

11月30日(土)大田文化の森にて「集めた小さなプラスチックを洗う会」を開催しました!

 

今回が初開催となる「洗う会」。

 

わたしたちが年に2回開催している「小さなプラスチックを集める会」で集まったプラスチックを

 

"ナニカ" (プラごみアート)の材料にするべく、洗おう!という会です。

 

簡単な説明と自己紹介タイムのあと早速、ゴミの分別からスタートです。

 

 

分け方は3種類。

 

1. プラ以外の燃えるゴミ(集める会でも分別していますがそれでも混じっている場合があります)

 

2. "おもしろ枠" と呼んでいる、そのままの形が分かる・そのまま使ったらおもしろそうなプラごみ

 

3. "ナニカ" の材料にできそうなプラごみ

 

 

選別をしていると、同じ形・同じ種類のものが見つかったり、
 

 

パズルのピースを探しているかのように「あっ!」という発見があったりします。

 

 

"ナニカ" の材料にできそうなプラごみは、重曹や古いハブラシ、竹串などを使って、洗っていきます。

 

ぱっとキレイになるものもあれば、全く汚れが落ちないもの、そうこうしているうちに割れてしまうものなど、いろいろあります。

 

 

こちらはこの日の "おもしろ枠"。

 

そのままかほとんどそのままの形で、アレか、と分かるゴミたちです。

 

 

洗ったら、古新聞や古雑巾、ペーパータオルの上で水気を切って乾かします。

 

洗うと、色が明るく、あざやかになります。

 

大きめのものは(見つかりやすいし)洗いやすく、扱いやすいです。

 

 

1時間ほどで(けっこう集中して疲れるので...)"くるみっ子" 休憩を挟みます。

 

この日の参加者は、集める会に度々ご参加いただき、その先を見てみたいとお越しいただいたKさん、

 

大学で漂着物の研究をされているMさん。

 

同じく大学生で、この日の朝もゴミ拾いに参加されてからこちらに来たというNさん。

 

そして深海合唱団ビーチクリーン部のメンバー。

 

同じ問題に関心がある者たち同士、

 

いろいろな情報交換にはじまり、プラごみはどこから来ているか、産業廃棄物の話題からリスやキジの話まで、いろんなお話で時間があっという間に...

 

 

再び、作業開始です。

 

大学生のお二人は就職活動中とのことで、どんな仕事を選んでいくのが良いか、作業をしながら人生相談会のような一幕も。

 

 

小さいものほど、洗うときも流れていってしまいそうになるので大変ですが、

 

全部洗うことができました!

 

 

最後に手の集合写真。

 

みなさんおつかさまでした!

 

 

今回洗ったプラごみは、12月21日(土)冬至の夜に開催するライブ「冬至の組曲」の空間装飾に使う予定です。

 

前回洗ったプラごみは、バーチャルギャラリーにて開催中の「海洋プラスチックとわたしたち展」で使用しています。

 

どなたでも・いつでも・どこからでも見られるオンライン展示です。ぜひご覧ください!

 

 

今後も、集めたプラスチックをどうしていくか、考え・実験しながら、一人でも多くの方に知ってもらい、体感してもらえる場所や機会を作っていけたらと思っています。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

洗う会にご参加のみなさん、ありがとうございました!

 

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