団体概要
昭和47年7月『神奈川県立野外教育センター』として開所し、野外教育施設のさきがけとして、県内高校生の野外宿泊訓練、野外活動指導者養成が盛んに行われてきました。
平成5年には、『ふれあい教育』の拠点として“愛川ふれあいの村”と改名され、現在では小中学校の宿泊体験学習、高等学校の新入生オリエンテーション合宿やスポーツ少年団、地元企業や公共機関、ご家族の方まで多くの県民の皆様にご利用いただき、年間の利用者は13万人におよんでいます。
元々、段々畑だった敷地には、76種類1400本の苗木が植えられましたが、今ではみごとな巨木になり、桜の花の咲く頃や紅葉シーズンには素晴らしい景観になります。また、海抜220mなのにシラカバの木が90本もあるのはたいへん珍しい風景です。
さらに、この森には、多くの野鳥やムササビの生息も確認され観察することもできます。
このような恵まれた自然環境の中で様々な体験活動を通して自然の素晴らしさを感じながら仲間と協力、協調を育むのに最適な施設です。
施設の南側には軽登山に最適な高取山(705m)、仏果山(747m)があり、天気の良い日には山頂から相模湾や東京スカイツリーを一望することができます。また、古くから「撚糸の町」だった半原地区らしい織物や染め物を体験できるレインボープラザ、日本最大級の重量式ダムの宮ケ瀬ダムや水とエネルギー館、服部牧場、メガソーラー発電所など、幼児から高齢者の方までが楽しみながら体験学習ができる施設が数多くあります。
豊かな自然環境の中で、自然体験活動やスポーツ活動など、人と自然のふれあいを通じて生きる力を養い、利用者の皆さまの目的を達成するためにいろいろな支援を行う施設としてご活動いただけますようお願いいたします。