非営利型一般社団法人 Silva(シルワ)

植物は、なぜ緑色?森盛りダイアリー2022年10月30日日曜日 アイキャッチ

2022.10.30(日)

植物は、なぜ緑色?森盛りダイアリー2022年10月30日日曜日

植物は、なぜ緑色なのでしょうか?

 

その理由を考える前にもしも他の色だったら?とちょっと想像してみましょう。

もしも真っ赤だったら?

もしも真っ青だったら?

もしも真っ黄色だったら?

もしも真っ黒だったら?

どれも想像すると信号機もゾッとするようなストレスのある景色になります。

緑色だからこそ、癒やしの森林浴で身体も心もリラックスできるのですよね?

 

では、なぜ緑色なのでしょう。

植物は、光合成を行う時に太陽エネルギーも吸収します。

その太陽光の七色の光を取り込んで、使わない色を自然界へ還元してくれているのです。

それが、数多の生物を癒やす波長をもった緑色なのです。

 

自然界のこうした絶妙の采配によって、地球が青と緑の美しい星になりました。

秋の紅葉シーズンでは、寒さや雪の対策に光合成を休息する冬仕度中の落葉樹が

赤や黄色などの使っていた色を表に出す表情の景色となります。

そのシーズン限定の景観も私たちを楽しませてくれますね。

 

何十億年もの遺伝子の進化の歴史をもつ植物の絶妙な采配と営みに

「はぁ~♥」と心の中は、ハートマークでいっぱいです。

もう、骨の髄まで自然界に惚れちゃった。

その御礼と感謝の体現がシルワの活動と云えるかも知れません♪

 

  パタゴニア有志一同&Silvaボランティア隊

 in湘南国際村めぐりの森

 

 

 環境省『つなげよう、支えよう森里川海』へ賛同し、プロジェクト連動している湘南国際村めぐりの森の植樹事業です。

 

 Silvaのホームである湘南国際村めぐりの森にて、1年中、原生林に近い土地本来の森の再生の作業を実施しています。

 

 

 

  10月30日日曜日は、来年の春、2023年5月に開催予定の植樹地の大地再生粗朶づくりを実施しました。

 

 粗朶は、土着民族である日本人が農耕を行う際に古くから、治山治水に用いてきたアイテムです。

 

 Silvaの場合、風の草刈りで森をメンテナンスした際に出る刈り枝や地元の造園業者が焼却廃棄予定の有機物を引き取って、粗朶づくりの材料にすることで、森と大地の治療へ使い、自然資本由来のエネルギーを再資源化しています。

 

 リサイクル・リデュース・リユースは、当たり前。その上で『世界一の生産者』である森を再生するSilvaのコーディネートは、ひたすらに私たち人間を含む生物共同体が地球と共に生き続けられる未来へ向かっています。最終目標は、照葉樹林文化の継承です。

 

 森を失う時、人は、目先の損得に囚われ心も失います。

けれども、貴重な土地本来の森を人間の手で復活することができるのならば、心も取り戻せる筈です。

 

 Silvaボランティア隊に登録いただければ、年中、無料で体験しながら森づくりができます。しかも、指導は、植生の専門家が担当します。是非、日常から抜け出して、壮大なプロジェクトへご参加ください。皆さまをお待ちしております!!