非営利型一般社団法人 Silva(シルワ)

東京農大生と調査連携!湘南国際村めぐりの森.Silvaの森盛りダイアリー 2月26日日曜日 アイキャッチ

2023.03.19(日)

東京農大生と調査連携!湘南国際村めぐりの森.Silvaの森盛りダイアリー 2月26日日曜日

 土地本来の森を再生させるため、潜在自然植生種を用いた植樹は、重要です。

 反面、植樹したエリアを追跡調査し、森林の炭素固定量を解析する毎木調査も重要であるとシルワは、考えます。

 

 湘南国際村めぐりの森での植樹事業は、今年で15年目、2.08ヘクタールの緑化・植樹累計本数70208本となり、年度毎の苗木の経年変化の記録も貴重なデータとなってきました。

 

 今までの解析では、湘南国際村めぐりの森の年間の炭素固定量は、268.4トン。

 

15年の炭素固定量の予想数値は、4026トンとなり、地球温暖化の緩和策としての有効性を示唆しています。

 

 

 

 東京農業大学生のSilva毎木調査チームin湘南国際村めぐりの森

 

 シルワの顧問である東京農業大学の今井准教授の監修の下、東京農業大学生10名の『Silva毎木調査チーム』を編成。

 

 当日は、データ担当4名のサポートによるデータベースを携え、農大院生の坂上リーダーが指揮し、6名が現地へ足を運び、2018年からコロナ禍により途絶えていた、全調査対象地の毎木調査を完了しました。

 

 植樹地の強剪定箇所の回復や植樹祭の準備と、慌ただしいシルワにとって、Silva毎木調査チームの存在は、救いの女神。通常、何度も現場へ通いながら、1~2ヶ月かかる調査を連泊で集中して実施。何と!3日間で終了しました。

 

東京農業大学生の皆さん、ありがとうございました!!

 

 今回の調査による湘南国際村めぐりの森の木々の生長率が炭素固定量を左右します。ご期待ください。