非営利型一般社団法人 Silva(シルワ)

鹿児島県大島から森づくりへのエール!湘南国際村めぐりの森.Silvaの知る和塾ブログ 8月27日日曜日 アイキャッチ

2023.09.07(木)

鹿児島県大島から森づくりへのエール!湘南国際村めぐりの森.Silvaの知る和塾ブログ 8月27日日曜日

鹿児島県の大島で養蜂を営む片平鉄士氏より、湘南国際村めぐりの森於ける森林再生へ売上の一部を積み立て、貴重なご寄付をいただきました。

 

人々の生活にストレスを与えているスズメバチの分布域の変動から、片平氏は、都会の自然破壊が根本原因に関わっているのではないかと推測されています。

 

日常の中で他の生物の負担を気付くことができるセンスや駆除されるとしても命を疎かにしないご姿勢に、私たちも深く共鳴いたしました。御本人からのメッセージをご紹介させていただきます。

片平氏からメッセージ

「人の困りごとであるスズメバチを駆除スプレーを使わずに捕獲し、昆虫食などに活用しています。

その仕事で得た一部を森林再生に充てようと決めていました。

なぜなら今のスズメバチが都心部で増えてきた原因も、元は森林破壊で棲家を失ったスズメバチが降りてきている可能性があるからです。

せめてもこの仕事でスズメバチや森林再生などに貢献できればと考えております。」

応援いただくSilvaの知る和塾、8月27日日曜日の森作業では、秋の植樹祭準備と共に育苗している苗木の環境整備を実施しました。

 

樹種毎の本数と生育状況を確認しつつ、日照に合わせて、背の高い順に並べたり、同じ樹高で揃えたり、夏の暑さで頭を枯らした子には、わざと刺激を与えたり、基本的には、甘やかさないことを掟に苗木をスパルタ教育で『死なない』ギリギリの管理をします。

 

何故なら、近い将来に野生へ還すことが決まっているからです。

 

大切だからこそ、可愛いからこそ、涙を飲んで厳しく育てることで自立した時に文字通り、自分の足(根)で立つ苗木を目指します。

 

自然界の厳しい掟『強いものだけが生き残る』競争原理に負けないように頑張れ苗木たち!!