セミの羽化観察会

当日の結果報告

開催日

2017.07.15(土)

参加人数

60

拾ったゴミの袋数と可燃 / 不燃の割合

不明

開催場所

茨木市クリエイトセンター東側噴水前

セミの羽化観察会 レポート

2017.07.15

茨木・高槻自然に親しむ会 『神秘的に変身するセミ羽化を見よう!』

スタッフ:10人   一般参加者:大人21人 子供25人 幼児5人

 

 

 下見当日はあいにくの雨で中止になり、本番3日前に再度行いましたが出現数少なく羽化の確認出来たのはたったの1匹でした。通り過ぎる人達に声掛けをしながら本番当日には多く出て来てくれることを期待する下見でした。

 今年のセミ羽化は「茨木市の広報」に掲載されたこと、「下見での声掛け」「市民活動フェスタ」でのチラシ配りや声掛け等で参加人数が多いのではと、また期待しつつ当日を迎えました。 

6:15頃から受付が始まり子供達にセミの折り紙の名札を作ってもらっていましたが、次々と参加者が増えてきた為、折り紙は事前にスタッフが作っていた物を渡すことにしました。(作っておいてよかったとスタッフの声)

集合時間の6時半には、すでに多くの参加者で受付け付近が込み合ってきた為、オリエンテーションを行う広場へ案内し、参加者が揃うまで「セミの替え歌」をUさんの指導で練習をしてもらっていました。そして道に迷われていた親子さんが来られて全員集まったところで、Yさんからセミ羽化の説明があり、Fさんの挨拶の後、スタッフの紹介につづき子供達がよく知っているセミの順に6種類のセミボードを各自胸に下げてセミの鳴き方や特徴などをわかりやすく説明をしました。

 次はUさんによる「セミの一生」のお話、セミクイズもしながら子供達をセミの世界へ優しく誘います。その後は「虫の声」の替え歌で「セミの声」をみんなで歌ってセミのお話は終了し参加者全員の集合写真を撮りました。

 いよいよ羽化の観察をする場所、元茨木川緑地に移動です。予定時刻より少し遅れましたが信号待ちをしていてもうるさいほどのセミの声が聞こえて、皆さんの足も自然と早くなっているようでした。遊歩道の両側には桜、檜、楠があり植込みは適度の間隔と幼児の身長程の高さで植わっています。観察が始まると地面にあいた穴やノソノソ歩く幼虫に気を付けながら、木の幹や植込みを探します。最初の羽化は植込みで見つけました。みんなが集まり幼虫を見守るなか、ゆっくりゆっくりと羽化は進んでいます。あの緑色の羽はもう少しあとの様でしたが、羽化の場所探し中の幼虫はあちらこちらで見つかりました。

ある男の子は幹を登る幼虫を見ながら「殻を割る瞬間が見たい!待つしかないけど早くしてくれないかなぁ」と、またもう一人の男の子は、植込みの根元で羽化の様子を一生懸命ノートに書き写していたりと、それぞれの見方、楽しみ方をしていてまた来年もおいでね、そう思わせてくれる子供達でした。お父さんお母さん達も写真撮影と観察の両方で忙しそうでしたが、子供達と一緒に楽しんでいる様子でした。

今回は植込みで、手の届く場所で羽化を見ることが出来、幼児から大人まで、リピーターも初めての人も狭い範囲ながら小グループでそれぞれ身近で観察することが出来てよかったと思います。

 

 

振返り

参加者の感想 

 ・ 身近なところで感動的なものを見ることが出来た

 ・ 鳴いているセミしか見たことがなかったのでいろんなセミをみて感動した

 ・ 楽しかった来年も来たい

 ・ 下を見てセミの穴が一杯なのでびっくり。あちこちでセミの羽化の経過から

      最後まで見られて良かった。近いうちに孫を連れてきたい。

 

まとめ  

   ・  市民活動フェスタで誘った人が来てくれた

   ・  繋ぎにセミの替え歌の練習をしてよかった(待ち時間を退屈せずにすんだ)

   ・  グループ分けをして、トイレも早くすませたグループが早く出発しては?

   ・  観察時、振返り時に散歩道を自転車が通るので気を付けないと危ない。

                                           (S記)以上     

 

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