ツバメのねぐら入りショーを観察しよう!

当日の結果報告

開催日

2017.08.05(土)

参加人数

21

拾ったゴミの袋数と可燃 / 不燃の割合

不明

開催場所

JR高槻駅中央改札口

ツバメのねぐら入りショーを観察しよう! レポート

ツバメのねぐら入りショーを観察しよう!  茨木・高槻自然に親しむ会 MI記 

日時 2017年8月5日(土)17時30分~20時00分  場所 高槻市鵜殿(JR高槻駅からバスで20分) 参加者21名

        

                                             

大阪府高槻市にある鵜殿は、淀川右岸にある長さ約2.5km、面積75haもの大きさのヨシの群生地である。その歴史は古く、日本文学の古典にも鵜殿の名前が登場している。広さもさることながら、鵜殿のヨシは高さ3mほどにもなり、太く弾力性があるため、雅楽楽器に使用されたり、上質なヨシ紙を作ったりするのにも利用されている。ヨシのほかにも多様な植生があり、様々な昆虫や鳥類、哺乳類の生息地にもなっている。

 ツバメは、日本での繁殖が終わり東南アジアへと帰る頃になると、ヨシ原で集団でねぐらをつくる。この広大な鵜殿に広がるヨシ原は、何万という数のツバメのねぐらとなり、大迫力のねぐら入りショーを観察することができる場所でもある。

 観察会当日の昼過ぎ、茨木・高槻周辺では突然の大雨と雷雨に見舞われたが、集合時間の頃にはすっかりあがって、じっとりとした暑さになっていた。この日、地元では高槻まつり、大阪市では淀川花火大会が開催されていたため、集合場所のJR高槻駅には大勢の人で賑わっていた。

 無事申し込みがあった方たちの受付が終了し、バスにて道鵜町へと向かい、18時過ぎに到着した。バス停から徒歩5分ほどの、淀川沿いに広がる広大なヨシ原の全景が見られる場所にて、オリエンテーションが開始された。 鵜殿の歴史的な背景、ヨシ原の保全の取り組み等の説明があった後、ツバメの生態についての説明が行われた。

 あたりが少しずつ暗くなってきたころ、カワラヒワが姿を現し始めた。前週の下見でもカワラヒワがまず先に現れて、その後大勢のツバメが飛翔していたのを見ていたので、そろそろツバメのねぐら入りが始まる時刻である。 ゆっくりと河川敷を移動して、ねぐら入りが目の前で見られる地点まで到着する。

しかし19時前になって現れるツバメの姿が思っていたよりも少ない。下見では同じ時間帯でツバメの大群が空に集まってきていたというのに。少し観察場所を移動してみると、下見や昨年観察した数にはやや及ばないが、ツバメがねぐら入りしているところを観察できた。空の高いところを悠々と飛んでいたかと思えば、そのままヨシ原まで風を切るように一直線で突入していく。それが何十、何百も連なっていくのである。

 そのまま日没を迎えた。どうやらほとんどのツバメたちは別のねぐらで過ごすことを決めたらしいということがわかった。少し残念ではあるが、自然のものなので仕方がない。

 野生の生物は必ずしもこちらの思い通りには動いてはくれない。下見で確認したとはいえ、本番でもそれが再現されるわけではないとわかった。今回は参加者に迫力のあるツバメの生態を見てもらいたかったので残念だが、これが自然の営みなのだと思う。

 19時15分にはあたりはすっかり暗くなり、鵜殿を後にした。19時半にはバス停に到着して参加者にそれぞれ今回の感想を聞いて、帰りのバスが来た頃に無事終了となった。

 鵜殿は広大なヨシ原であるがゆえに、ツバメたちのねぐらもいくつか点在している。様々な条件を元にねぐらの場所を選んでいるのだろうか。そんな魅力溢れる鵜殿とツバメたちのことを参加者に知ってもらうきっかけになれたらいいなと思った。 

<参加者の感想>

・蝙蝠とツバメの飛ぶ速さ・飛び方の違いがよく見えた。

・少しだけツバメらしきものが見れた。

・期待してたのに残念だった。自然のものはやはり微妙だとわかった。

・塒入りの雰囲気がわかった

・去年と比べると残念だけど、しかたがない。

・大阪にこんな大きなヨシ原があるのにびっくり、これを見れただけでも良かった。

・ヨシ焼きを以前見たが、ここのヨシ原はすばらしい。

 

 

 

 

 

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