BLUE SHIP とは
開催日
2017.09.09(土)
参加人数
49
拾ったゴミの袋数と可燃 / 不燃の割合
開催場所
葛西海浜公園/西なぎさ
爽やかな9月の秋晴れの下、たくさんの方々にお集まりいただき、ありがとうございました。
気持ちよくクリーンアップができました。たいへんお疲れさまでした。
今回の活動報告ですが、総勢49名の方々の参加でした。
今月も一見きれいに見える西なぎさでしたが、荒川河口堰付近の渚でたくさんの漂着ゴミがありました。
粗大ごみを岩場の隙間から収集してくださったみなさま、ありがとうございます。
さて、収集した総数は、45リットルのゴミ袋で18袋分でした。
そして、その主な内訳は…
【危険ごみ】
・注射器:1
・スプレー缶・カセットボンベ:5
・使い捨てライター:16
・電池:2
・ルアー:3
【粗大ごみ】
・タイヤ:1
・プラカゴケース類:2
・ポリタンク:1
・大型園芸用品:1
・棒鋼:1
・ケーブルドラム:1
・標識:1
・大型シート類:1
・フロートブイ:1
・ペール缶:2
【漂着ごみ】
・硬いプラスチックの破片:652
・発泡スチロールの破片:233
・飲料ペットボトルのキャップ:120
・タバコのすいがら・フィルター:95
・飲料ペットボトル:82
・食品の発泡スチロール容器:56
・食品のポリ袋(菓子など):50
・プラスチックのふた・キャップ:37
・ストロー:32
・飲料びん:25
・食品のプラスチック容器:22
・飲料缶:11
・飲料ビンの金属キャップ:11
・ボール:10
といった状況でした。
(主要なゴミ抜粋/調査カードによる集計は今回収集した全体ではなくごく一部です。)
活動後の感想としては、下記の内容がありました。
・奥に行くと粗大ごみが多い
・初めて参加できてよかった。
・もっと学生を集めたい。
・良い経験になった。
・他の団体と接することができたら良かった。
夏休みが終わり、個人参加の方々が若干減ってしまいましたが、若い学生たちが複数参加していただいた点は嬉しことです。
現在、葛西臨海公園の野鳥園内にはたくさんのシギ・チドリたちが渡ってきています。
東京湾に人工的に造られた自然公園ですが、豊かな生態系が育まれていることは希少なことです。
活動の際にもお話を致しましたが、東京湾の干潟は干満の差が穏やかであり、1千万人を超える都市でこのように安心して過ごせる干潟は世界中を探してもまずありません。
秋が深まるにつれて今後はカモたちがシベリヤ方面から渡ってやってきます。西なぎさは、野鳥をはじめ水生生物など様々な生物の希少性・多様性を体験できるたいへん希少な場所なのです。
都心における自然との共存を維持していくうえで、定期的に実施しているこのクリーンアップ活動は大きな役割を果たしているといっても過言ではないと思います。
今後も都心と自然との共生、今後もともみなさまと強力しあい、護り続けていきたいと思います。
ご都合があいましたら、また気軽にご参加くださいます様、よろしくお願い致します。