BLUE SHIP とは
開催日
2024.04.14(日)
参加人数
38
拾ったゴミの袋数と可燃 / 不燃の割合
開催場所
うるま市昆布
ちゅーがなびら!はいさーーい!はいたーーい! ハイサイクリーン隊です。 私たちは毎週日曜日の朝、”未来の子供達にもっと美しい美ら島を”を合言葉に、 沖縄県内のビーチのビーチクリーン活動をしています。 今回はハイサイクリーン隊ではお馴染みのうるま市の昆布ビーチをクリーンし、 1つ新たな試みをしてみました。 それは、回収した漂着したゴミを ・生活ゴミ(くらしのゴミ) ・漁業関係のゴミ ・事業系のゴミ ・その他 に分類して観察してみよう! というもの。 なぜこの試みをしてみようと思ったかというと、 3月にイベント主催した際に使った、 海ゴミポスタークイズの中に、 漂着ゴミで一番多いのがプラスチック製品。 そして日本の沿岸に漂着するプラスチックゴミの多くは 漁業系のゴミとくらしのゴミとなり、 重さでみるち6:4 数でみると4:6 の割合になるよ~というものがあったんです。 ハイクリでビーチクリーンに参加している子ども達が、 このクイズのサポートをしている時に、 沖縄でもそうなのかな? エリアによって違いがあるのかな? という問いが子ども達の口から出ていたんです。 確かにいつも大量のゴミを回収して、 重量をはかってはいるのですが、 「漁業系のゴミ」 「くらしのゴミ」 「事業ゴミ」 「その他」 という視点で確認したことがなかったんです。 とはいえ、 回収したゴミをブルーシートの上に広げて、 この4つに分類する... これって結構大変な作業になるのではないか... と密かに危惧しつつ恐る恐る取り組んでみました(笑) 回収した193キロのゴミを 分類してみたところ... 個数というところでは、 圧倒的に生活ゴミが多かったです。 漁具漁網は大きく重いものが多いので、 嵩と重さは漁業ゴミが多い。 また、今回ラベルがついたペットボトルを、 国別に分類してみたところ、 ペットボトル145本中 35本:日本 14本:中国 1本:ベトナム 95本:ラベルなし という結果が出ました。 ラベルが無い95本がどこから流れて来ているのかとても気になるところですが、 明確に日本の物であるとわかる状態のペットボトルがたった1か所のビーチにこれだけあって、 ここで拾わないとこのペットボトルは海を漂い、 他国のビーチに流れ着いたり、 劣化してマイクロプラスチックになってしまったりする可能性があったモノたちだと思うと、 今回ここで回収できて本当によかった!! そして、 出所不明な95本含めて、 145本のペットボトルをここで回収できて、 よかったなぁって改めて感じました。 実際こうして分類してみることで、 リアルに感じられこともあったりして、 これを場所を変えたり季節を変えることで、 また新たに気づけることもあるかもしれません。 ということで、 もちろん時間も手間もかかることではありますが、 時々この分類調査はしていきたいなと思っています。 ご協力いただいた皆様 本当にありがとうございました!! 子ども達の未来に もっと美しい美ら島を!! ~~~~~~~~~~~~ ハイサイクリーン隊は、 沖縄の素晴らしい自然に触れ一人でも多くの方が、”この自然を大切にしたくなる” そんな経験が増えたらという想いを込めて子どもと一緒に毎週のクリーンを活動や沖縄の魅力を伝える活動をしています。 ~~~~~~~~~~~~