海の日に、カブトガニと海の未来を変える挑戦~海の生き物観察と海ゴミの回収~

当日の結果報告

開催日

2024.07.15(月)

参加人数

10

拾ったゴミの袋数と可燃 / 不燃の割合

4

開催場所

北九州市小倉南区新田南4丁目   貫川河口右岸

海の日に、カブトガニと海の未来を変える挑戦~海の生き物観察と海ゴミの回収~ レポート

 当日は朝から雨模様で、天気予報では午後から回復というものの、お昼になっても雨は上がりませんでした。雨天中止で広報していたため、会員からの問い合わせはポチポチあるものの、事前に問い合わせのあった参加予定の団体さんからは直前の問い合わせはなく、この天気だと中止と判断しても仕方が状況状況でした。主催側としても、中止か実施か判断に迷いながら待機していました。

 集合時間の1時間前になって、雨が上がり一部青空も見え始めたので、開催を決めましたが、参加者の集まりの方は芳しくなく、総勢10名ということになりました。

 最初に、カブトガニ自慢館でカブトガニや干潟の生き物を見学していただきながら、曽根干潟のカブトガニの現況や干潟をとりまく環境の状況について説明させていただきました。

 その後、カブトガニの産卵場所の一つである貫川河口に移動し、まずは海岸の漂着ゴミの様子や産卵場の砂地の様子を見ていただき、産卵環境がいかに脆弱であるかを感じていただきました。その上で、絶滅危惧種カブトガニの未来を変えるため、マイクロプラスチック汚染が進む海洋環境を事前に防止して海の未来を変えるために、海ゴミの回収を行う意味を意識しながら、プラゴミの回収や流木等の片付けをみんなで行いました。

少人数で行ったため、たいした量は回収出来ませんでしたし、当日は小潮で潮位が低かったので、自然の状態のカブトガニに出会うことはできませんでしたが、市外からの参加者の方からは、たいへん勉強になった、参加して良かったとの感想を頂きました。後日カブトガニの産卵に立ち会うために再訪され、願いを叶えて感激されていました。

何事も小さな一歩から、行動を起こすことの大切さを改めて感じることができました。

 

 

 

 

 

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