BLUE SHIP とは
開催日
2024.08.31(土)
参加人数
4
拾ったゴミの袋数と可燃 / 不燃の割合
開催場所
田川サイクリングロード
第51回 8月 宇都宮海さくらごみ拾い〜田川サイクリングロード〜
ゆっくりと台風10号が接近する中、なかなか天気の予報&実施判断ができなかった けど、どうにか実施できた 第51回 8月 宇都宮海さくらごみ拾いでした。
実施予定日時の天気予報、Yahoo!天気では曇り時々雨、Weather Newsでは18時まで雨。
今回の「迷走台風」の影響で、各社でも違った予報が発表されり、3時間毎でも違った予報が発表されり。天気予報sと、にらめっこな実施前3日間でした。
また、小山市からご参加のOさんの場合、ゴミ拾いができそうな天気でも、小山市のご自宅から宇都宮までのルート上にアンダーパス等がある場合は、急な大雨の際に大変危険でした。無理なさらないようお願いしました。
さらに、今回初挑戦の予定だった(宇都宮駅すぐを流れる)田川沿いのサイクリングロードごみ拾いは、田川の氾濫のおそれがあり、諦めました。
大雨が来てもすぐに大屋根の下に潜り込めるように 今回はアーケードのあるオリオン通りに並行する釜川プロムナードのゴミ拾いをすることにしました。
ご参加いただいた お3人には、たび重なる 日時の変更・実施場所の変更等々、ご相談に対応くださいました。助かりました。
おかげさまで、大雨に降られる前に、ゴミ拾いを、無事、楽しく終えることができました! ご帰宅もご無事であったようで、何よりでした。
さて、今回 初めてご参加いただいたおふたりは、高校生。「宇都宮、ボランティア」で検索いただいて、「宇都宮海さくら」を見つけてくださいました。
おふたりから、実施後にいただいたメールです。
「本日はありがとうございました!
とてもいい経験になりました(*^^*)
また機会がありましたらよろしくお願いします。」
「私たち自身この活動に参加して、とてもやりがいを感じ、地元に貢献できたことを嬉しく思っております。そして、皆さんのお気遣いもあり、とても楽しく活動することができました。」
「本日はボランティアの機会を与えていただき、ありがとうございました。
台風などの心配がありましたが、無事活動ができてよかったです。
連絡がスムーズでとても助かりました。
自分が思ってたより様々なゴミが多くあり驚きましたが、本日の経験を通し小さなゴミから社会や環境について考え、視野が広がりました。
貴重な体験をありがとうございました。」
おふたりは、すごく熱心にたくさん拾ってました。
「自分が思ってたより様々なゴミが多くあり驚きました」とありましたので、さっそく拾ったゴミを並べて、確認してみました(写真)。
煙草の吸殻がまず大量、
ペットボトルがわんさか、
空き缶も負けじとガラガラと、
お酒の瓶、
割れた瓶、
電池、
メガネのレンズ、
ネックレス、
ゴルフボール、
ライター、
S字フック等々、
台風の仕業もちょっとあるかと思うけど、どうしてどうしてって思ってしまいますね。確かに「様々なゴミが多く」ですな。
小山から毎度ご参加いただいてるOさん。今回も〝隅々まできれいに視点”で、ブロック塀の陰や隙間、駐車場の隅っこ、お店とお店の間の境界通路などに、長い間潜んでいたゴミを、次から次へと拾い集められていました。
「宇都宮についでの楽しみがあるから、参加してます」っていつもおっしゃってくださるけど、こんな台風の時まで、ほんとにほんとに素晴らしい限りです!
また、毎度ですが、最後にゴミの分別まで手伝ってくださいました。助かりました。
「土曜日はお疲れ様でした。雨が振らず良かったです!
オリオン通りもずいぶん様変わりですね、今は昼飲み通り?の雰囲気ですね、、
私が学生の頃に真岡からバスにのって宇都宮に映画を見に行きオリオン通りを買い物するというのが田舎者の楽しみでしたね また次回もよろしくお願いします!」
おお! Oさん、この日、オリオン通りをお散歩されていたんですね! またよろしくお願いいたします!
捨てる気はなかったけど飛ばされちゃったゴミ、捨てられたゴミ、隠されたゴミ、埋められたゴミ、投げられて遊ばれたゴミ、落ちちゃったけど拾われなかったゴミ、うっかり落とされた物。
それぞれにストーリーがあるんだろうなあ、って思うと、一個ずつ絵本にできるかなって、ここだけの話、ちょっとだけ考えて、楽しくなりました。
商店街、飲食街にも沿った釜川プロムナードなので、ゴミを拾っていると、お店の方々が、お辞儀をしてくださいます。なんか、とっても、嬉しいですね!
一方で、川で泳いでいる鯉さんたちは、「餌がほしい」「でも餌っぽいものはヤだ」「毒入り餌もヤダ」「ときどき吐き出せない」
悠々泳いでいるように見えて結構ハングリーで切実で真剣。人影を感じると、俺達のための餌?、あれ? ちがうの? ちがうのかい? 尻尾でプイ!って。餌くれないのに川辺に近づかれるの残念すぎるみたい。ごめんね。
今は拾えるプラゴミたちは、紫外線で劣化してばらばらになって粉々・微細になってマイクロプラスチック、ナノプラスチックになっちゃう。そして、多くの生物たちの体内に入って、臓器・血管にも入って。
やがて、海から人間の食料として捉えられた魚貝類を食して、あるいは、吸入、接触して、人間のからだにも入ってくる。
今、拾える大きさのプラゴミを拾うのは、人間の健康のためじゃない。 地球に生きる生物の健康のため。
プラやペットをしっかり分解できる微生物がわんさか誕生するまで、プラやペットをしっかり消化できる生物が誕生するまで、ごみ拾いは、続けようかな。何千年後までかな。
台風の風と雨の影響で、河川にいつもより集まってきたゴミに遭遇すると ぼくも改めて「小さなゴミから社会や環境について考え、視野が広がり」ました。ありがとうございます。
またぜひ、いっしょにゴミ拾い楽しみましょう。よろしくお願いいたします。 ありがとうございました!
荒井