ワンハンド瀬戸フレンド + Blue blue in 和田浜(香川県観音寺市豊浜)BLUE SANTA 2025

当日の結果報告

開催日

2025.07.21(月)

参加人数

33

拾ったゴミの袋数と可燃 / 不燃の割合

8

開催場所

和田浜

ワンハンド瀬戸フレンド + Blue blue in 和田浜(香川県観音寺市豊浜)BLUE SANTA 2025 レポート

「ワンハンド瀬戸フレンド + Blue blue in 和田浜海岸」

 

開催日: 2025年7月21日(月・海の日)

場所: 香川県観音寺市豊浜 和田浜海岸および豊浜公会堂

主催: ワンハンド瀬戸フレンド・ダイビングショップ Blue blue

参加者数: 33名(未就学児〜大人まで幅広い年齢層)

回収量:8袋(マイクロプラスチックなど破砕化されたプラスチックごみ中心)

参画企画:BLUE SANTA 2025・PLASTIC FREE JULY 2025

ワンハンド瀬戸フレンド:吉岡 忠助・廣瀬 早起・大屋 郁人・溝渕 誠・井下 由美・福﨑 二郎・吉岡 純菜(斉 威・森崎 恭平・ファウジア フィトリア チャンドラ・神月 利恵)

協力:久保 静江・観音寺市海岸河川清掃の会・武内 久典・観音寺市生活環境課・BLUE SHIP事務局・NPO法人 海さくら・日本財団 海と日本PROJECT

協賛:ダイビングショップ ブルーブルー・興和グローブ株式会社・株式会社三﨑デザイン・ルボア株式会社・株式会社フクシン・高洋商事株式会社

ブルーサンタになって一緒に豊な海を地球にプレゼントした仲間たち:

高橋 史・和田 弘美・関 昌弘・紺谷 麻里愛・紺谷 優日・本多 憲市・三好 みゆき・三好 沙奈・竹田 麻岐・竹田 彩良・竹田 光臣・三木 えみ・小林 功治・小林 美緒子・小林 佐伎・小林 佑吏・矢野 雅彦・石船 とし美・執行 康平・おかだ ゆりえ・氏家 優・もりひろ たかこ・長尾・土岐・井下 芳枝

 

 

1. 開催趣旨・目的

 

本イベントは、「海ごみ問題」と「気候変動」との関係性についての理解を深め、参加者が自ら行動を起こすきっかけをつくることを目的に開催されました。実際のビーチクリーン活動を通じて、海の現状に触れ、ワークショップやアート活動を通じて自らの体験を内省し、共有し合う場となりました。

 

 

2. プログラム構成(当日の流れ)

 

 

9:00〜9:45|ビーチクリーン(和田浜海岸)

 

担当:井下 由美由美さん

参加者全員で海岸のごみ拾いを実施。

ダイバーによるシュノーケリングクリーンアップも同時開催。

拾われた主なゴミ:ペットボトル、食品トレイ、釣り糸、人工芝、錆びた缶、マイクロプラスチック、網の切れ端など。

 

10:00〜10:15|移動・休憩・アイスブレイク(豊浜公会堂)

 

 

10:15〜10:45|環境ワークショップ

 

担当:大屋郁人さん・吉岡忠助さん

テーマ:「海ごみと気候変動」

内容:

地球温暖化の原因(CO₂)とその影響

海洋生物とプラスチックごみの関係

海がCO₂吸収に果たす役割=ブルーカーボンの重要性

マイクロプラスチックによる生態系への深刻な影響

 

10:45〜11:15|アートワークショップ「海の気持ちポスターづくり」

 

担当:吉岡純菜さん

内容:拾ったシーグラスや貝殻を使い、今日の気持ちや発見をポスターにして表現。

目的:内省と創造を結びつけ、記憶に残る体験とする

 

11:10〜11:20|海中ごみ・海の生き物レポート

 

担当:廣瀬早起さん

内容:

釣り針やエギによる生物被害の例

ゴミが生き物の営みに与える影響(卵の産み付け、棲家、絡まりなど)

潜水中に見つけたサンゴの新種や、海中の考古学的遺物の事例紹介

 

11:20〜11:25|グッズ抽選ジャンケン大会

 

担当:福﨑二郎さん

内容:全員参加型の全力ジャンケンでエコグッズや記念品を配布

 

11:25〜11:30|参加証明書の授与式

 

担当:溝渕誠さん

「ブルーサンタ2025」参画証明書を一人ひとりに手渡し

 

11:30〜11:40|地元活動の紹介・告知

 

担当:久保静江さん

和田浜での継続的な河川・海岸清掃活動について告知

 

 

3. 主な成果と気づき

 

 

参加者の声(抜粋)

 

「草の陰にあるマイクロプラスチックは、ただ歩くだけでは見えない。拾うことで初めて気づく」

「海の塩にもナノレベルのプラスチックが入っているかも、という話が衝撃だった」

「楽しく活動しながらも環境への想像力を持てた」

 

特に印象深かったポイント

 

事前の清掃活動との連携により「細かい破片」中心の回収に集中できた

ビーチクリーングローブのアップデート(軍手から専用のグリップ力のあるものへ)による「拾いやすさ」「衛生面」の改善

ワークショップでの「言葉とアートによる表現」により、行動→感情→記憶への連動ができた

 

 

4. 使用資料・教材

 

ワークショップ教材『海ごみと気候変動』(大屋郁人/環境省資料を再編集)

採取したゴミの分類・展示

アートワーク用素材(シーグラス、ボンド、画用紙など)

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