BLUE SANTA 2025 海の日に、カブトガニと海の未来を変える挑戦~海の生き物観察と海ゴミの回収~

当日の結果報告

開催日

2025.07.21(月)

参加人数

7

拾ったゴミの袋数と可燃 / 不燃の割合

8

開催場所

北九州市小倉南区新田南4丁目   貫川河口右岸

BLUE SANTA 2025 海の日に、カブトガニと海の未来を変える挑戦~海の生き物観察と海ゴミの回収~ レポート

 今年は、3連休の最終日で、猛暑が続き熱中症対策として暑さ指数で野外活動の制限が行われる中、事前の広報活動も特に行わなかったこともあり、参加者は守る会会員の7名のみであった。

 集合場所の「曽根干潟カブトガニ自慢館」では、曽根干潟における今年のカブトガニ産卵状況の情報交換や、週末のエコツアーの打ち合わせなどを行いながら、一般参加者の到着を待った。しかし開始時間を30分ほど過ぎても参加者がなく、河口の産卵場所へ、車で移動した。

 河口部の産卵場所である砂地はごく狭小であるが、産卵が集中する場所で、周辺の捨て石の隙間や波打ち際付近には、流木や竹、ヨシ屑等の自然系の漂着物やペットボトル、プラゴミ等の人工物の海ゴミがたくさん漂着し堆積している。カブトガニが産卵しやすいように、また産卵した砂卵が卵が順調に発生するように、産卵場の整備として漂着ゴミの回収を行った。

人工物はボランティア袋に回収し、自然系のものは傾斜護岸の上の方に集めた。

計画では90分ほどの活動を予定していたが、熱中症予防で、1時間弱で活動を切り上げた。

 当日の潮がよく、カブトガニの産卵が監察できる可能性が高いと参加者が増える傾向があるが、ビーチクリーンだけだと関心は薄れるようだ。

 次年度は、事前の広報もしっかり行い、参加者の拡大を図りたい。また、以前の参加者にも声をかけ、リピーターを増やしたい。小規模な活動ではあるが、高3になった生徒が小学校の時から継続して参加してくれているのは、大変頼もしく思う。

 

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