第11回 喜界島クリーンアップ

当日の結果報告

開催日

2018.08.19(日)

参加人数

26

拾ったゴミの袋数と可燃 / 不燃の割合

不明

開催場所

大島郡喜界町ハワイビーチ

第11回 喜界島クリーンアップ レポート

昨日行われたハワイビーチ(あんなどぅまい)国立公園のクリーンアップを報告します。

拾ってカエル喜界島!

 

26名の方に参加をいただき997kgの漂着ゴミを回収しました!

喜界島に帰省中のシマッチュの方にも参加をいただき、本当にありがとうございます。

 

今回からクリーンアップメンバーは赤色のビブスを着用しました。

役割分担を行うのと、不明点等あった際にメンバーが目立つ色を着ていると分かりやすいですね!

 

 

朝日が差し込む中、作業開始。

 

冷蔵庫に

 

 

例の大型漂着物。一風呂浴びつつ

 

 

近年、プラスチックが問題になっており喜界島も例外ではありません。

しかし、毎回重く回収が困難なのはこうした漁網です。

大の大人が8人力。

 

 

クリーンアップ中に瓶の蓋に宿るオカヤドカリがいました。

とても重そう・・・。

このような人工物を背負ってるオカヤドカリは毎回のクリーンアップで発見されます。

オカヤドカリは天然記念物です。

クリーンアップで海岸の漂着ゴミが減ることで、人工物がお家になるオカヤドカリが少なくなることを願います。

 

 

1時間かけて拾った漂着ゴミを分別し

 

 

搬入するトラックに積み込みます。

 

 

 

満杯のトラックはクリーンセンターへと向かい漂着ゴミを計量後、一般廃棄物【島内処理】と産業廃棄物【島外輸送】に分けて処理されます。

 

今回から喜界島クリーンアップは回収した漂着ゴミの統計を取ることにしました。

一般廃棄物と産業廃棄物では処理費用が異なる点や、喜界島に流れ着いた漂着ゴミを見える化すると今後役立つかもしれません。

 

ハワイビーチのクリーンアップで回収した漂着ゴミの内訳です。


【A】燃えるゴミ:190㎏(24%)→主にプラスチック類


【B】浮き:210㎏(26%)
【B】漁網:230㎏(29%)
【B】発泡スチロール:125㎏(16%)


【A】瓶:41㎏(5%)
【A】缶:1.2㎏(0.2%)


■木材:200㎏

 

■合計:997㎏

 

※割合は木材を除いた人工物の合計に対しての割合です。

 

【A】の一般廃棄物が29%

【B】の産業廃棄物(漁具)が71%

 

という結果になりました。

今後も統計を取っていこうと思います。

 

さて、ハワイビーチ(あんなどぅまい)は喜界島の貴重な国立公園です。

美しいあんなどぅまいをご覧ください。

 

 

 

株式会社ミネックス様に協賛をいただき、中村建設有限会社様に協力をいただきました。

ありがとうございます。

今回クリーンセンターから離れたハワイビーチを円滑にクリーンアップできたのもご協力をいただいた島内企業様、軽トラックを出してくれたクリーンアップメンバーの想いがあったからこそです。

 

次のクリーンアップは9/8(土)阿伝の海岸です。

またまた国立公園クリーンアップ大作戦です!

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