BLUE SHIP とは
開催日
2018.10.21(日)
参加人数
100
拾ったゴミの袋数と可燃 / 不燃の割合
開催場所
荒尾市蔵満28
【清掃活動がスタート。砂に埋まっている瓶やビニール袋を発見!】
まずは、荒尾市環境保全課の中村安弘さんと地元の小学生で構成されたジュニアレンジャーのみなさんが、荒尾干潟について教えてくれました。有明海の潮流によって運ばれた砂や貝殻が堆積する荒尾干潟は、多様な生物の宝庫。エサが豊富で絶滅危惧種のズグロカモメをはじめ、数多くの野鳥がやってくるとっても稀少な場所だそうです。勉強の後は、いよいよ清掃活動がスタート。一見きれいな干潟をよーく見ると、小さなプラスチック片やお菓子のビニール袋などが岩の隙間や泥の中に隠れるように落ちていました。参加者のみなさんは、かがんで小さなゴミを一つ一つ拾っていきます。「瓶が埋まってた!」と泥から掘り出して見つける方もいましたよ。一方、子どもたちは、砂の上に落ちているキレイな貝殻を拾うことに夢中になっている様子でした。約1時間の清掃はあっという間に終了。最終的に50袋以上のゴミが集まりました。
【国際的に稀少な荒尾干潟は、未来へ残すべき大切な場所】
最後はジュニアレンジャーの子どもたちが手作りした凧を、レンジャーの子どもたちと参加者のみなさんが一緒になって干潟に揚げて楽しんでいました。参加者のみなさんに感想を聞くと「近くに住んでいるので、いつも見ていた場所だったけどゴミ拾いは初めて。達成感がありますね」「景色がきれいな場所で作業できて気持ち良かった!こんな稀少な場所とは知らなかったので今度は家族を連れて訪れたいです」などと語ってくれましたよ。「国際的にも認められた美しい干潟を未来へ残していきたい」という参加者の思いが一つになったトヨタソーシャルフェスでした。参加してくださったみなさん、ありがとうございました!