「第92回高尾山GREEN CLEAN作戦」(稲荷山コース)

当日の結果報告

開催日

2019.01.05(土)

参加人数

63

拾ったゴミの袋数と可燃 / 不燃の割合

4

開催場所

京王電鉄 高尾山口駅改札口を出たところ

「第92回高尾山GREEN CLEAN作戦」(稲荷山コース) レポート

1月5日(土)に第92回高尾山グリーンクリーン作戦が実施されましたので報告します。

【題 名】第92回高尾山グリーンクリーン作戦(2019.1.5)
【場 所】高尾山駅前小公園ー稲荷山コースー5号路ーもみじ台ー山頂ー1号路ー高尾山駅前小公園
【実施概要】冬晴れの青空の下、第92回目のグリーンクリーン作戦が実施された。
【参加人員】FIT28名、一般35名、計63名
【FITスタッフ】稲葉力、入江克昌、臼井治子、野坂俊樹、廣川妙子、福田正男、槙田幹夫(50音順)
【ゴミの量】燃えるゴミ:20L×2袋、ペットボトル:1袋、カン:1袋、ビン:少々
【本 文】
冬晴れの青空の下、小公園で開会式、諸注意、体操が行われ6班に分かれて出発した。
稲荷山コース入り口でキンギョツバキを観察しスタートした。旭稲荷で衣服調整と給水を行ない稲荷山山頂に向かうが、山頂に向かう多くの人に道を譲りながら観察を行なった。

昨年の台風による倒木の状況や、アラカシ・シラカシ・アカガシ など常緑樹の解説があり、班の2名の小学生は、ツルグミの葉に描かれたエカキムシの食痕を興味深げに観察していた。
高尾山山頂へ向かう途中では、モミとカヤ・カヤとイヌガヤの葉先を手に当てて見分けかたを体験し、フジキの紙のような袋を被った冬芽と、袋が取れた冬芽、シラキのかわいい冬芽と葉痕などを観察した。
ヒイラギのとげのある葉・丸い葉の生き残り作戦や、オニシバリの夏に枯れる不思議な生態、キジョラン・テイカカズラの風散布に適した種子などが観察できた。ムラサキシキブとヤブムラサキの果実による見分けかたや、イイギリ・ミヤマシキミ・マンリョウ・ヤブコウジなどの赤い果実、ジャノヒゲの青い果実などが観察できたが、期待していたもみじ台近くのシモバシラは、気温が上がったこともあり残念ながら見れなかった。

昼食後集合写真を撮りもみじ台を出発し、ゴミを拾いながら薬王院経由で1号路を下った。
今回は寂しい冬の観察と思っていたが、冬芽や草木の果実など冬の高尾の自然に色々な発見があった。
この一方、初詣の人が多いせいかゴミは目立った。1号路の脇で、ライターとタバコの吸い殻2本を見つけ、登山者のマナーアップの必要性も感じたが、清掃しながらすがすがしい気持ちで下山できた。
今回のグリーンクリーン作戦で、8年前にこの作戦を開始してからの参加者は延3000名に達し、第92回の今回の参加者は過去最多であった。

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