BLUE SHIP とは
開催日
2019.03.02(土)
参加人数
50
拾ったゴミの袋数と可燃 / 不燃の割合
開催場所
京王電鉄 高尾山口駅改札口を出たところ
★第94回高尾山グリーンクリーン作戦実施報告
【題名】第94回高尾山グリーンクリーン作戦【2019年3月2日(土)】
【場所】高尾山口駅前小公園(開会式)~6号路~琵琶滝~2号路~3号路~5号路~もみじ台(昼食・集合写真撮影)~高尾山頂~1号路~高尾山口駅前小公園(閉会式・解散)
【実施概要】新年度のスタートにふさわしく快晴に恵まれ、春の日差しを受けつつ実施されました。
【FITスタッフ】入江克昌、稲葉力、臼井治子、熊木秀幸(新)、野坂俊樹、廣川妙子、福田正男、槇田幹夫(50音順)
【参加人数】一般29名、FIT21名、合計50名
【ごみの量】燃えるゴミ:20ℓ2袋、ペットボトル:レジ袋(大)1袋、ビン:レジ袋(小)1袋、缶:レジ袋(小)1袋
9時前から集合時間までの間、周辺にてゴミ拾いを行う。ビン、缶ペットボトル、たばこの吸い殻が目立った。
【本文】
9時30分から小公園にて開会式・司会(入江)、コース及び見どころ説明(稲葉)、安全注意(野坂)、体操(みわの会・中村)の後6班(1班秋葉、2班廣川、3班臼井、4班野坂、5班福田、6班槙田各班長)に分かれて9時45分に出発した。
アオキ(雌雄異株)の雄の蕾やオオモクゲンジの互生の枝ぶり(葉は対生)、オニグルミ、シホウチクの説明を受けながら6号路の入り口に着く。岩屋大師や小仏層群の粘板岩と砂岩の互層を直に感じつつ琵琶滝へ進む。途中、シャガの斜面での役割やいたるところにイノシシによる斜面の攪乱を見る。
琵琶滝では獅子と文殊菩薩、象と普賢菩薩を拝し、ムクロジの実を観察して、急勾配の坂道を登る。琵琶滝付近ではミソサザイの鳴き声とともに姿を見たグループもあった。
2号路から3号路に入りキジョランの葉の裏にアサギマダラの幼虫(3齢くらいか?)を観察。陽だまりの路端にはタチツボスミレの可憐な花、ヤマネコノメソウの花、そしてヤマルリソウの出現に一同、ワ~っと歓声が上がった。豪華トイレ付近では黄色い花のダンコウバイやシュンランの蕾、そしてブロッコリー似の蕾と展開しつつあるおいしそうな新芽のニワトコを見ることができた
先発隊は12時20分ころもみじ台へ到着。昼食の後、13時に集合写真を撮影し、ごみを拾いながら高尾山頂を経由して1号路を下った。期待の富士山は春霞の中に・・・・
豪華トイレを後に歩を進めほどなく、ツチグリたちがお出迎え、初めて見た参加者も夢中でシャッターを押していた。
奥の院ではムササビが食べ残したヤブツバキの花や蕾、葉などを見ることができ、下りの薬王院男坂手前左側石垣に再びヤマルリソウが小群落状態で出現し感激。白い副花冠や黄色い雄蕊も観察することができた。
1号路では、再びアサギマダラの幼虫(4齢くらいか?)に遭遇するなど、十分楽しませていただきながら下山することができた。
小公園に戻って班ごとに整理体操の後、閉会式、15時5分無事解散となった。
穏やかな春の日差しを浴びて楽しいグリーンクリーン作戦となりました。皆様、本当にありがとうございました。