BLUE SHIP とは
開催日
2019.09.22(日)
参加人数
58
拾ったゴミの袋数と可燃 / 不燃の割合
開催場所
江東区富岡 富岡八幡宮
第43回深川海さくらは、ハゼ釣り大会だったのですが、台風が接近しており、数日前の予報では全日雨マークだったのですが、直前予報で雨の襲来が午後から夕方へと移行したため、予定通りゴミ拾いとハゼ釣り大会を開催させて頂きました。皆様の開催を願う気持ちが天に通じたのですね^_^!
それではまず、ゴミの拾った量をご紹介させて頂きます。
●参加者: 58名(男性:25名 女性:18名 お子さん:15名)
●可燃ごみ:5.6kg(7袋)
●不燃ごみ:16.8kg(13袋)
●回収非対応(傘など):0.6kg
●リサイクル対象物:5.0kg
●合計:23.0kg
集合場所は今まで通り富岡八幡宮なのですが、実は今回から、かつて集合場所として使わせて頂いていた「横綱力士碑前」に移動させて頂きました!
大鳥居前の方が場所もわかりやすく目立って良いのですが、私たちの活動日となる日曜日は富岡八幡宮で「骨董市」が行われていることが多く、どうしても場所が狭くなってしまうのです・・。
深川海さくらといえば、先月の「どすこいゴミ拾い」が大人気であり、そのお相撲の聖地ともいえる横綱力士碑前は、我々の活動拠点としてもぴったりなので、今後しばらくはこちらの場所にて開催となります。どうぞお間違えのないようお気をつけください!
さて、天気予報がウソの様に晴れ渡り、青空の元スタートした第43回深川海さくら。絶好のハゼ釣り日和です!!まずは代表の長谷川よりご挨拶をさせて頂き、その中で唯一、3つ目のスタンプカードをクリアし、「福来人」となられたレジェンド池永さんの表彰をさせて頂きました。深川海さくらでは最初の12ケのスタンプを集めたら「達人」次の12ケを集めたら「鉄人」、続いて「福来人」「超人」「仙人」となっていくのです。池永さんは「仙人」目指し、そして皆さんもまずは「鉄人」目指して頑張って下さい!
続いて今回で3回目となるハゼ釣り大会をずっとスポンサーして下さっている、東京ボード工業株式会社・経営企画部長嶌様より、ご挨拶を頂きました。
東京ボードさんは木材業の中でも、特に環境を意識した活動をなさっている会社で、家庭で出る割りばしなどのゴミや、住宅を解体した時に出る古い木材などを集めてきて、それを「パーティクルボード」と呼ばれる住宅資材に再生して製品化している企業なのです。そういった東京ボードさんだからこそ、深川海さくらの活動にも深い理解をして下さっていて、地元の川に住む生き物を大切にする心を育む「ハゼ釣り大会」を応援して下さっているのです。ハゼ釣りに限らず、深川海さくらのスポンサーも初年度からずっと支えて下さっており、大変感謝しております!
昨日は、世界中がゴミ拾いをする、「ワールドクリーンナップデー(WCD)」だったのです。深川海さくらは一日遅れですが、日本では昨年からこのWCDに正式に参加しており、深川海さくらもその一員に加えさせて頂きました。私が着ているピンクのTシャツがWCD参加団体の証です。日本全国で多くの方がこの活動に参加し、私たちと同じように、世界の環境改善を願って、ゴミ拾いを行いました。
続いてハゼ釣りの部になります。台風が刻々と迫る中、それでもかなり強い日差しで、今年も灼熱のハゼ釣りとなりました。皆さんには途中でしっかりと水分や食べ物を仕入れて頂き、いざ、ハゼ釣りのスタートです!
富岡から30分ほど移動したところにある「越中島公園」が今年も会場となります。そしていつもの様に江東区出身の環境活動家・寺田先生が今年もハゼ釣りの仕方を教えてくれます。釣りが初めての人でも、寺田さんの指導を受ければ大丈夫!皆さん真剣に寺田先生の説明を聞いていらっしゃいます。
さて、いよいよハゼ釣り大会のスタートです。どうかハゼが釣れますように・・、毎年ながら期待と不安が入り混じる中、制限時間1時間のハゼ釣り大会がスタートしました。
深いところでハゼを狙う皆さん、浅瀬でカニを狙う常連の少年。そうです、実は深川海さくらのハゼ釣り大会は、「スズキなど大きな魚は7ポイント(未だ釣れたことありません)、マハゼ3ポイント、シマハゼ1ポイント、カニ0.5ポイント」となっており、カニをいっぱい釣る事で優勝のチャンスが出てくるのです!昨年も銀メダルを取った赤いTシャツの彼は、今年も浅瀬でカニを狙っていました(笑)。さて、結果はいかに!?
いましたいました。今年もカニがどんどん釣れます!カニ釣り合戦の様相を呈してきましたが、開始30分頃から、ご覧ください。シマハゼが釣れ始めました!
都心にもちゃんとハゼが育っているのです。大昔はいっぱいハゼが釣れたのだそうですが、一時は水質汚染でほとんどハゼがいなくなり、今はまた水質が
改善し、こうしてハゼが住んでくれるようになったのです。ハゼや魚の住めるキレイな川を残すこと、それこそ、深川海さくらの目指す姿です。子供たちがそんな思いを残して育ってくれたら・・、そう願っております。ご覧の様に深川海さくらのハゼ釣り大会は親子での参加が多いです。なかにはおじいちゃんとお孫さんという方も。そして、子供たちは親御さんと、ハゼと一緒にニッコリ嬉しそう!きっと子供がお父さんたちを見直す良い機会になる事と思います。来年は是非腕自慢のお父さん、おじいちゃんの挑戦待ってます^_^
さあそして、カニをいっぱい釣り上げトップを走っていた永井さん親子、今度は今日初めての「マハゼ」を釣り上げました!一気に3ポイント。これで勝負あったか!?
キレイな銀色をしたのが特徴のマハゼ、食べても美味しいんだそうです!東京の川で釣れた魚が食べれるなんてすごいですね。ハゼは1年しか生きられないので、内臓に悪い成分がそれほど溜まらないのだそうです。どんな魚でも食べて大丈夫なわけではないので、お気をつけくださいね!!
さて、まだ釣れていない人には無念にも終了時間となってしまいました・・。しかし今年は「まんじゅうおじさん」がまんじゅうを差し入れてくれています!最後に寺田先生とちびっ子達がじゃんけん大会をして、その後寺田先生による今日釣れた生き物の解説。そして全てのイベントが終了となりました。
さて、いよいよ表彰式です。3位タイは3組(波多江お父様・たのうえ様・椎名様)、2位は今年も3度目のシルバーコレクター(カニコレクター)波多江ジュニア、そして優勝は今日唯一マハゼを釣り上げた、永井様親子となりました!受賞者の皆さんで1枚、そして今日の参加者みんなで1枚、写真を撮って、今年のハゼ釣り大会も無事終了となりました。
台風を避け、なんとか今年も無事に開催で来たハゼ釣り大会。ご協力いただいた寺田先生、そして隅田川テラスを管理し色々なイベントをしている、今回協力をして頂いた東京都公園協会の渡邊さん、松隈さん。最後に毎年サポートして下さっている東京ボード工業様、誠にありがとうございました!
来年もきっとこの場所でハゼ釣りが出来る事を祈っています、いつまでもハゼが住んでいられますように!!