「第103回高尾山GREEN CLEAN作戦」12月(琵琶滝コース)

当日の結果報告

開催日

2019.12.07(土)

参加人数

37

拾ったゴミの袋数と可燃 / 不燃の割合

2

開催場所

京王電鉄 高尾山口駅改札口を出たところ

「第103回高尾山GREEN CLEAN作戦」12月(琵琶滝コース) レポート

12月7日(土)に実施されました第103回高尾山グリーンクリーン作戦のご報告を致します。

【題名】第103回高尾山グリーンクリーン作戦(12/7/2019)
【場所】高尾山口駅前小公園(開会式)~琵琶滝~6号路~もみじ台(昼食・集合写真撮影)~高尾山頂~富士道~1号路~高尾山口駅前小公園(閉会式・解散)
【実施概要】10月の台風で交通止めになっていた6号路がやっと開通。今季一番の冷え込みで曇りがちの一日でしたが、高尾山はとても静かで見事な紅葉で包まれていました。
【FITスタッフ】入江克昌、稲葉力、臼井治子、熊木秀幸、野坂俊樹、福田正男、槇田幹夫(50音順)
(班長)1班:槙田幹夫、2班:臼井治子、3班:入江克昌、4班:稲葉力
(総括) 野坂俊樹
【参加人数】一般18名、FIT19名、合計37名
【ごみの量】燃えるゴミ:45L1袋、ペットボトル:レジ袋1袋、缶:レジ袋1袋
【報告者】鈴木幸代

【本文】
長い間、通行止めとなっていた6号路、かなり冷え込んだ朝、防寒着を着込みいざ出発。琵琶滝を過ぎて川沿いを歩いていると、数カ所でがけ崩れの後があり、最初の橋に差し掛かった頃には、台風の被害が想像以上に大きかったことを実感できました。すでに橋はいつも通りの姿で安全に通行できましたが、上流から流されてきた多量の土砂や瓦礫で橋は飲み込まれてしまったと推察できるほど、直径60cm以上にもなる倒木や沢山の木々が川沿いに生生しく放置されていました。突然急変する自然の猛威を目の当たりにしたような思いでした。しかし山頂に近づくにつれ、色とりどりの紅葉に包まれ、静かな穏やかな高尾山となり、もみじ台に着いた時には、真正面に雪をかぶった迫力ある富士山がその姿を見せてくれました。もうすぐ紅葉は終わり、高尾山も冬支度。樹木や植物たちはすでにしっかりと来春の準備をしており、種の保存の為には決して準備を怠らず、懸命に生きているその姿にいつもながら頭が下がります。
ミヤマフユイチゴの甘酸っぱい実を食べ、初めて見たスズメウリの白い薄甘い実も食べてみました。キジョランの葉を食べているアサギマダラの幼虫を発見。マルバノホロシやヤブコウジ、ミヤマシキミのまん丸の実、サネカズラの鹿の子の可愛い実も見つけましたが、あの赤い実たちは鳥たちにも魅力的に映っているのでしょうか? まだまだ沢山の発見と楽しさに出会えましたが、懇切丁寧にまたとても興味深く教えて頂いた班長さん、並びにスタッフの皆様に、楽しい初冬の一日を過ごさせて頂き、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
【出会えた植物: トサムラサキ(実)、オオモクゲンジ(袋実)、四方竹、オニドコロ、キジョラン(アサギマダラの幼虫)、ミヤマフユイチゴ(実)、シャガ
(単面葉)、イワタバコ(葉)、チドリノキ(翼果)、カマツカ、オオツヅラフジ、ハナネコノメ(葉)、ミヤマシキミ(実)、イタヤカエデ、アオハダ、アカガシ、クロモジ(冬芽)、アブラチャン(冬芽)、ダンコウバイ(冬芽)、センボンヤリ、サネカズラ(実)、マルバノホロシ(実)、オニシバリ、シュンラン(花芽)、イヌガヤ、ノササゲ、クワ、カナウツギ、サイハイラン、ヤマルリソウ、カゴノキ、ヒイラギ、ヤドリギ、トキリマメ、メグスリノキ、キジョラン(種)、ヤブコウジ、マメヅタ、クモノスシダ、アサダ、イイギリ、マルバウツギ、スズメウリ】

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