海の日にカブトガニと海の未来を変える挑戦~カブトガニ産卵観察と干潟の清掃活動

当日の結果報告

開催日

2020.07.23(木)

参加人数

50

拾ったゴミの袋数と可燃 / 不燃の割合

19

開催場所

北九州市小倉南区大字曽根新田

海の日にカブトガニと海の未来を変える挑戦~カブトガニ産卵観察と干潟の清掃活動 レポート

海の日に、カブトガニと海の未来を変える挑戦!

~ カブトガニ産卵観察会&海辺の清掃活動 in 曽根干潟 ~

 地元まちづくり協議会と市民センター主催行事として計画されていましたが、例年参加人数が多く、新型コロナ感染予防のため中止が決定されました。しかし、カブトガニの産卵を楽しみにしていた子どもたちや関心のある方からの問い合わせがたくさんあるということで、現地で調査活動や保全活動を行っているカブトガニを守る会福岡支部が、共催から主催行事として、感染防止対策を行いながら小規模で行うことにしました。

 はじめに、本日の会の経緯や趣旨、ブルーサンタの取組みについての協力要請と、コロナ感染防止や熱中症防止のための注意事項を説明してから、清掃活動に取り組みました。

 カブトガニのつがいが産卵にやってくるタイミングを見計らって浜の方に戻ってもらい、交代で、波打ち際で産卵する様子、漂着ゴミや波で掘り出された卵を観察したり、海洋プラスチックゴミの問題や海のゴミがカブトガニに与える影響などについての説明を聞いたり、漂着死骸をみながらカブトガニの形態について説明を聞いたりしてもらいました。

 最後に、参加者みんなで短い時間で集まり、「カブトガニ~」のかけ声で記念撮影をしました。皆さんの笑顔はマスクのしたにほとんど隠れてしまいましたが、生きた化石カブトガニの2億年の生命のドラマを間近に見た感動と、絶滅危惧種になってしまったカブトガニやカブトガニのすむ海を次世代に残していく事の大切さ、そのためにできることを考え実行していこうという意欲や関心の高まりを感じることができました。

 

 

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