BLUE SHIP とは
開催日
2020.09.19(土)
参加人数
39
拾ったゴミの袋数と可燃 / 不燃の割合
開催場所
淡路市岩屋田の代地先
【Battle for Ocean:無事ミッションコンプリート★】
待ちに待ったイベント当日!
最近ジメジメしており、雨が降らないか懸念しておりましたが、
そんな心配を消し去る絶好の晴れ日和!
突然帰ってきた(?)真夏日和のため、
参加者の皆さんのご健康が心配でしたが、
皆さんのおかげで、無事故で開催する事ができました^^
地元にお住まいの方や、大学生の皆さん、
はるばる他県や他府(京都も!)から参加してくださった皆さん、
そして神奈川県の江の島で遠隔で参加してくださった皆さんと共に、
可燃ごみ・不燃ごみ大量のゴミを清掃する事ができました!
グループ対抗Trash Huntingでは、
鳴門の海岸清掃グループ:MEER黒川さんが追加して下さった
マイクロプラスチック3種類に加え、
ペットボトル、缶、発泡スチロール等
10種を集めるミッションを実施。
なんと、全6チームが完遂してくださりました!
マイクロプラスチックは、
プラスチックが長年かかって小さくなった破片だけでなく、
発泡スチロール、肥料用のペレット、人工芝などなど、
その正体を見てみると生活に密接なものばかり。
普段マイクロプラスチックの問題を耳にすることはあっても、
実際にこれだけの種類が身近にすぐ見つかるという事を
黒川さんのリードのおかげで皆さんと体感することができました。
そしてゴミ10種の一つに加えていた、
「ナニコレ?」なゴミを集めるというミッションでは、
各チームかなりユニークなゴミが集まりました。
例)
・ゴルフ用のバッグ(まるまる一つ!もったいない‥!)
・車の大きな部品(車、と気が付いた方の視点も素晴らしい!)
・ゴジラの骨(に見える何か?笑)
・「山田屋」と記載された看板(老舗の看板だとの推測。笑)
・船用の発煙筒(なんと未使用‥!)
・船のスクリュー部品(リメイクすれば使えそう!とのコメントも!)
・中国語?のペットボトル
…などなど。
ゴミ一つ一つの背景にあるストーリーを推測するのも、
海がつながっている事を実感できて面白く、
かなり盛り上がりました。
実は1950年から2015年で世に出たプラスチックは、
83億トンと推定されていますが、そのうち63億トンがゴミとして捨てられ、
更にそのゴミの中で、リサイクルされたものはたった9%というデータもあります。
となると、
91%のゴミは、焼却されるか、そのまま埋め立て地に、
もしくは海へ廃棄されているということになります。
例えばペットボトルが自然に還るまで数百年~千年かかると推測されているので、
生産されて一度廃棄されたら、
半永久的にゴミが増え続けるという構造です‥!
プラスチックは私たちの生活を便利にしてくれる優れものなので、
それ自体が悪者ではないですが、
使い捨てプラスチックの使用をなるべく減らすなど、
身近なところから行動していければと改めて思いました^^
今日参加いただいたYUNGA TRIBEの皆さんと共に、
日常のちょっとした行動を考えるきっかけになっていればうれしいです。
一生懸命に海岸清掃した後は、
ビリーレイプア・クミコ・フラスクールの皆さんによるフラパフォーマンス!
青い空とキラキラの海をバックに、カラフルな素敵な衣装と、
優しい笑顔で踊ってくださった皆さんに心も体も癒していただきました^^
今日一日を通し、改めて、
素敵な方々にかこまれて、助けていただきながら、
私たちのプロジェクトが成り立っているなとつくづく実感いたしました。
MEER 黒川様
ビリー・レイプア・クミコ・フラスクールの皆様
兵庫県と淡路市の担当者の皆様
ゴミ処理をして下さる業者・スタッフの皆様
海岸清掃経験豊富な先輩の皆様
そして、
参加いただいたお一人お一人の皆様
心から、ありがとうございます!
これからも今回の「海」だけでなく、
様々なテーマでイベントやプログラムを行っていきますので、
Please Stay Tuned!お願い致します!
次にお会いできます事を、
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