【和白干潟】和白干潟広域清掃と環境調査 #海ごみリサーチ博多湾

当日の結果報告

開催日

2020.11.28(土)

参加人数

1

拾ったゴミの袋数と可燃 / 不燃の割合

13

開催場所

和白干潟 CB和白オーシャンアクアの裏

【和白干潟】和白干潟広域清掃と環境調査 #海ごみリサーチ博多湾 レポート

博多湾には2つの干潟があります。

西の「今津干潟」

東の「和白干潟」

 

今日の舞台は 和白干潟

約1キロに渡る 自然干潟には

たくさんの渡り鳥が訪れ 越冬する

国指定の 鳥獣保護区 になっています。

 

そして今回のミッション

 

#海ごみリサーチ博多湾

↓↓↓

 

ということで、注視しながら いきまっしょい!

 

ままず初めに気になったのは コレ!

これ、けっこー落ちてますよねー

もうバラバラになって「つ」って形をしているもの

(語彙力の限界)

 

続いて気になったのは?

「マルチシートのペグ」

なにそれ?

 

マルチシートとは?

畑に被せている黒いビニール

 

ペグとは?

マルチシートが飛んでいかないようにブッ刺すやつ

 

これ、ビーチクリーンしてたら

よく見るんじゃないですか?

 

でも、海辺に畑なんてないですよね?

そう!川を伝いゴミが海へと流れ出ています。

 

ゴミを運ぶのは川だけでしょうか?

 

そうとは言えません。

 

これは?

 

道路や施設にある 雨水を流すための排水溝

その排水溝の分岐点には 大きめの枡(ます) がありますよね?

その枡には 流れてきた ゴミを集めるカゴ が備え付けられています。

この部品を バケット と呼ぶんですけど

写真の黄色いプラは、バケットについての説明を書いている付属品

(説明長過ぎ)

 

つまり、雨水を流す排水溝からも

ゴミが流れ出し 海へと運ばれています。

 

街を綺麗にすれば 海も綺麗にできる!

 

街を綺麗にすれば 海も綺麗にできる!

 

大事なので2回言いました。

 

ほかにも?

ゴルフのティですねー

これも海と縁遠い?

 

さらに、さらに

こちらも海ゴミあるある

 

総じて言えるのは

 

浮力が高い!

 

家庭から排出される全てのものは

海へと流れ出している!

 

その中の浮力の高いものだけが海岸に漂着しているだけ、

残りはぜーんぶ海の底、川の底に沈んでいっている。

あるいは動物のお腹に入っていってる。

 

 

だからこそ!

水際に近付く前に拾うこと!

街にあるうちに回収すること!

 

これが大切なんです。

 

おっと、いつになく熱くなっちゃいました(照れ)

 

 

さてさて

最近注目している海外からの漂着ボトル

博多湾の奥ではいかがでしょうか?

近くにあった 117本を見たところ

すべて 日本製!

 

そんなに長旅をしていないはずなのに

なんと!ラベルがないのは 77本も!

 

なぜラベルが剥がれている?

それは、分別をしやすいようにラベルにミシン目が入っていて、ちょっとした摩擦や衝撃でラベルが剥がれる構造なんです。

このラベルも自然界に流出しマイクロプラスチックへと転生していくわけです。

 

重い話が続いていますが

 

最後に拾ったのは コレ!

糖尿病患者が使う

インシュリン注射器

 

多色ボールペンかと思った(怖)

 

今回は、決して穏やかではない

海ごみリサーチになってしまいました。

さらに、大潮の満潮だったので

今回は少なめの成果

可燃ゴミ 12袋 不燃ゴミ 1袋

 

11/28 もうすでにたくさんの渡り鳥が飛来し和白干潟で羽を休めています。

彼らが無事に越冬を終え故郷に帰れるよう願いを込めて

これからも干潟の環境保全に努めていきます

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