緊急招集【多々良川河口干潟】環境非常事態

当日の結果報告

開催日

2021.02.14(日)

参加人数

8

拾ったゴミの袋数と可燃 / 不燃の割合

38

開催場所

東区多々良川 東部水処理センター東門

緊急招集【多々良川河口干潟】環境非常事態 レポート

やってきました 多々良川 \(^o^)/

 

20日前に ゴミ拾いYouTuberのこーすけさんと一緒に綺麗した この場所!

 

 

この日、偶然 知り合いました NPO法人ふくおか湿地保全研究会 さんより 前回、清掃をした場所が また酷いほどゴミが散乱しているとの「緊急SOS」をいただきました。

今日 こーすけさんは別件で来れませんが、そのこーすけさんがリーダーを務める「ライトワーカズ」より2名の応援をいただきました(*'ω'*)感謝!

 

そもそも この多々良川の清掃に強く関心を持ったきっかけは

 

 

 

福津市の勝浦浜で拾ったこの看板

 

看板の「粕屋町」は海に面していない内陸の自治体

 

勝浦浜と粕屋町の位置関係を見てみると

 

 

まず、この多々良川から博多湾へ流れだし、博多湾を漂いながら、西戸崎や志賀島、能古島をかわして対馬海流に乗って北上し、勝浦まで流れ着いたことがわかります。

 

「海のゴミの約8割は町・川からやってくる」

その言葉の一片を感じずにはいられませんでした。

 

というわけで 河川清掃 突撃 (`・ω・´)キッ

 

前回、完全清掃したこの場所もすでにごみだらけ

 

 

 

このゴミ、よく見てみると…

 

 

なんと、上流からではなく下流から運ばれてきたゴミ!

 

ゴミの流れは一方向ではなく、ものによっては同じ場所を何度も行ったり来たりしてる様子が伺い知れます。

 

また、海のゴミと川のゴミを比較考察してみると

 

【川のほうがビニール類のゴミが多い】

推測理由

① 頻繁に清掃しているものの拾いにくいビニール類が残っていく

② 葦原がフィルターとなりビニール類が堆積しやすい

③ ビニール類は海岸に漂着しにくい

 

こんな感じでしょうか?

海岸にビニールはなくもないですが、波打ち際で半分砂に埋もれていている

慎重に引っ張りだそうと試みるものの途中でちぎれてしまう。

そんなイメージがあります。

 

とにかく流出させないことを最優先として考えていくと 河川清掃は他のどの場所より重要性が高いと言えます。

 

前触れしましたが、葦原はフィルターのようにゴミをキャッチしてくれています。

 

 

葦原には数えきれないほどの「マスク」が絡みついていました。

このマスクのゴミひもは水鳥たちの足にも絡みつき命を奪っています。

 

【ダイゼン】

 

 

絶滅危惧1B類【クロツラヘラサギ】

写真が下手すぎますが (笑)

沖の中州の下流側の白い群れがそれです。

 

そもそも、葦原はゴミを堰き止めるために生えているのではなく

たくさんの生き物が生きていくための住処であり、干潟の形状を維持していく一介も担っています。

 

「人の手で捨てられたもの」

だから人の手で全てを回収できるはずなのです。

 

そう信じて今日も清掃活動に勤しみました。

 

本日の成果は?

 

 

もえるごみ 33袋 (89.8kg)

もえないごみ 5袋 (14.1kg)

 

合計 38袋の 103.9kg!

 

 

ふくおか湿地研究会としても 100kgを超えるのは久しぶりだったようで歓声が上がりました(*'ω'*)

 

お話では行政に報告する際、「○○袋」よりも「○○袋で○○kg」のほうが効果的だそうです。

(なるほど。自分、ソロ活動が多いけど一人で50袋とか量るのツライな…)

 

ともあれ、様々な団体様と交流を持ちながらそれぞれの美学流儀信念などを学び「人と繋がっていく」それから「人を繋いでいく」そんな日々に揉まれ成長していきたいです(*'ω'*)

 

ということで今回お世話になりました皆様のリンクを掲載しておりますのでご利用いただけたら嬉しいです。

 

それではまた次回!

 

 

☆リンク集☆

【こーすけゴミ拾うチャンネル】

https://www.youtube.com/channel/UCbxupee96MGVIsek1hRS_Tw

 

【NPO法人ふくおか湿地保全研究会】

https://npofwcrg.wixsite.com/fwcrg

 

【ボランティア団体ライトワーカーズのページ】

https://blueshipjapan.com/crew/light_workers

 

 

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