BLUE SHIP とは
開催日
2021.05.30(日)
参加人数
4
拾ったゴミの袋数と可燃 / 不燃の割合
開催場所
福津市勝浦浜 海洋スポーツセンター前
5月30日 ごみゼロの日ということで 鎌倉市で活動する one hand clean up KAMAKURA 様 (https://blueshipjapan.com/crew/umi0318project)が主催するオンラインイベントに参加しながら海岸清掃を行いました。
合言葉は #ゴミゼロチャレンジ2021 !
イベントの始まる3時間前に海岸に到着し、本日の第一ミッションをこなします。
それは、引き上げられた漁網の解体作業
この地区では漁網を裸のまま回収してもらうことができません。
現状、そのことを知らないボランティアが圧倒的多数。
行政が漁網の解体をボランティアにお願いできるわけもなく、当地の環境課(うみがめ課)の職員が業務の合間を縫って各海岸に放置された漁網の解体作業を行っています。
しかし、それでは追いつかず漁網はたまる一方で、やがてそこはレジャーゴミや家庭の粗大ごみが不法投棄される 悪循環 が生じます。
そのことを知り、うみがめ課に名乗りを上げて積極的に漁網の解体を行うようになりました。
専用のロープナイフを使いせっせと解体作業を行います。
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いてっ!
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漁網にはこのように釣り針が潜んでいます。ご注意ください。
2時間をかけてほぼ解体完了!
綺麗な漁網が一枚、これはゴミ袋の保護に使えそうなので取っておきます(^^)
ちょうど解体が終わるころにこのBULESHIPサイトをみて参加してくださった方と合流しオンラインイベントへ!
ZOOMに接続すると普段SNSで交流している仲間や、なんと!これまで一緒に活動してきた仲間まで!
9:30にオープニングを終えて いざ!鎌倉へ! 海岸へ!
予告通りこのイベント時間(1時間半)でペットボトルのキャップをいくつ拾えるかチャレンジします。
その名も #ボトルキャップチャレンジ! おや?既視感
しっかりとビーチクリーンをしてくれている相棒に若干の申し訳なさを感じつつ(震え)カウンターをカチカチしながらボトルキャップを集めます。
不思議なもので「ボトルキャップを拾う」と決めてかかると大きなゴミはさほど目に入らなくなり、ボトルキャップに近い大きさのものばかりが目に入るようになります(私だけ?)
それが今回の狙い目だったりします。
ほら、言ってるそばから珍しいゴミを拾いました!
朝鮮将棋「チャンギ」で使われる駒
これは草書体で 象 とかかれています。
日本将棋の金銀にあたる駒です。
こちらのごみはなんでしょう?
これは主に山間部での 狩猟 で使用されたと考えられる散弾銃の薬莢
シェルケース と ワッド というものです。
河川の最上流部から川の水と一緒に流れてきたのでしょうか?
今回のミッションでもあった「アート素材や環境教材に使えそうなゴミの探索」も進めつ
一時間半で回収したボトルキャップの数は、なんと!
怒涛の 1134個!
これにはオンライン会場も大いに盛り上がりました(たぶん)
そして驚くことにいつもおせわになっている「くらげれんごう」もこのオンラインイベントに参加していましたΣ(゚Д゚)!
イベントは大盛況のうちにクロージングを迎え、参加したみんなの心に残る素晴らしい企画となりました。
その後は「くらげれんごう」と合流し、キッズを遊ばせながらミーティング兼ビーチクリーンタイム
オンラインイベントで紹介されたマイクロプラスチックを回収するビーチクリーン用品の「くらげ5号」を体験
これはすごい!
海岸がみるみると綺麗になります(^O^)
百聞は一見にしかず、百見は一行にしかず
やってみるしかありません!
そして満を持してオンラインストアでも買えるようになりました\(^o^)/
【くらげ5号 メイキング風景】
金額以上のコストと時間を費やしていますが、それは彼女たちの「海を守りたい」という気持ちの現れです。
私たちは海を汚すひとが憎いのではない
私たちには守りたいものがある。
そんな想いで今日も海岸を眺めています。
おわり