第1回 しんぐうクリーンエイドネットワーク【さわやか道路美化促進事業】

当日の結果報告

開催日

2021.07.24(土)

参加人数

1

拾ったゴミの袋数と可燃 / 不燃の割合

11

開催場所

新宮町上府公民館

第1回 しんぐうクリーンエイドネットワーク【さわやか道路美化促進事業】 レポート

2021年 7月24日 さわやか道路美化促進事業認定団体として初めてとなる清掃活動を行いました。

認定が降りたのは活動予定日の直前であり、サポートしてくださる新宮町環境課としても初めての取り組みとなるため「当面は緩やかにスタートさせ改善点を抽出していく」方向で合意しました。

そういう経緯があり今回はひとりでの初出動となります。

 

まず最初に行ったのは 小竹下府線 偕同園出入口交差点の 除草作業

 

【除草前】

 

ここは新宮東中学校が新設され利用者が増えました。

Twtterのフォロワー様がプレゼントしてくださいました 三角ホー を使い除草作業を行いました。

 

【除草後】

 

とても 綺麗 になりましたね!

見通しもよくなり安心です。この場所だけで町より支給いただきましたカマス袋7袋分が終了

 

おまけ【除草作業の様子と三角ホーを使った感想動画】

https://twitter.com/De2_trash_rush/status/1418957813901000704?s=20

 

除草作業を終え、続いて小竹下府線 ゴミ拾い作業

ここは民家や建物がなく、ところどころ広い路肩があり運転手が休憩場所として利用しています。

その路肩には…

 

 

この道路の横には水路があり、この流れは 湊川と合流し やがて海へと流れ出ています。

 

 

(今は田んぼに水を引いている時期なので水が枯れていますが)

 

なぜ、私が道路ごみを拾う活動団体をつくったのか?

それは 海岸でゴミを拾っても手遅れ だからです。

私の体感では 海岸でレジ袋を拾うことがとても少なく感じますが、道路にはたくさん落ちています。

私が思うにレジ袋は海岸に漂着しにくいゴミであり、その多くは海を漂って海洋生物の 誤飲誤食の原因 となっていたり、いたるところに張り付いて 動植物の育成を妨げている のではないかと憂慮しています。

 

まずはなるべく早い段階で投棄物を回収すること。そして、数値化しその重要性を共有していくこと

 

今回、この場所で回収したペットボトル70本に対し、レジ袋42枚

 

 

数を聞くとやはりペットボトルの多さが勝っていますが、ブルーシートに広げられた見た目ではレジ袋も負けていないように見えるのではないでしょうか?

このレジ袋がこのまま海へと流れ出て同じように海岸に漂着していくのなら 私たちが清掃で訪れる海岸では写真のようにレジ袋に覆われた海岸を目にするはず… 海岸でゴミを拾い続けてきた私には違和感しかありません。

 

12時を過ぎる頃に小竹下府線の清掃を終え、湊上府線へ移動

こちらはまさに海へと直流する湊川沿線を清掃していきます。

 

新宮漁港に続く道なりの斜面を覗くと不法投棄が多数散乱しています。

なぜ、わざわざここにまでゴミを捨てに来るのでしょうか?

 

手の届く距離にスクーターが投棄(?)

 

 

新宮交番のおまわりさんに対応していただきました。

 

 

海や釣り場(本当は釣り禁止)が近いため バーベキュー用品 多数散乱しています。

 

 

ため息をつきながらゴミを回収していると…

 

はっ!

 

 

 

 

有毒な外来生物 セアカゴケグモ

もうすでに日本各地に分布・定着しています。

(後日別な自治体でも捕獲しました)

行政方針としては「住民の不安をあおる可能性がある」とし公表を控えている様子です。

ちなみに セアカゴケグモゴケ は 後家 のこと

後家とは「未亡人」 つまり、この蜘蛛に咬まれると亡くなってしまう。という意だそう

 

調べてみると「雨や直射日光を遮る場所を好む」そうで、私たちが普段手にする人工ゴミはまさにセアカゴケグモの好む場所 だと言えます。

気を付けなければいけませんね!

 

ということで しんぐうクリーンエイドネットワーク 初出動の成果は

 

 

もえるごみ 7袋(11.7kg)

あきかん類 3袋(5.7kg)

びん類 1袋(1.8kg)

草 7袋(21kg)

セアカゴケグモ 1匹

 

以上となりました。

次回からは 小竹上府線 と 湊下府線 を分けて募集・レポート報告したいと思います。

 

 

 

 

おわり

 

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