BLUE SHIP とは
開催日
2021.07.25(日)
参加人数
65
拾ったゴミの袋数と可燃 / 不燃の割合
開催場所
北九州市小倉南区曽根新田 朽網川河口左岸
今年は、地元の東朽網まちづくり協議会「水と緑の美化プロジェクト」/東朽網市民センター市民講座・里っ子クラブと共催で、観察会&清掃活動を実施しました。冒頭にブルーサンタの活動の狙いや意義について藻紹介させていただきました。
2月に産卵場である朽網海岸の砂入れ整備作業を地域ぐるみで実施していたので、産卵数増加を期待していましたが、産卵シーズンの後半を迎えた前日までの産卵状況は悪く、当日も東風が吹いて海は海は荒れ気味でした。幸いにも漂着ごみの方は、大潮で波打ち際に溜まっていたものも夜半の西風で沖に出て少なめになっていました。
コロナの感染予防と熱中症予防に気を配りながらの実施で、参加者は例年の6割程度となりましたが、曇り空で風が吹いていたので熱中症の心配は少なく、コロナの方も参加者全員がマスク着用や検温、アルコール消毒等に協力的で助かりました。
参加者65名中子どもが23名でしたが、地元の子どもより、協賛して下さっている校区内の大手企業の社員さんのお子さんの方が多く参加してくれているのが印象的でした。カブトガニのことや海ゴミのことをより多くの方に知っていただく良い機会と思い、守る会会員や地元で小学生の時から関わり続けている中学生に解説をしてもらいました。
残念ながら、波が高くてじっくりと産卵の様子を観察することはできませんでしたが、トビハゼやカニ類、波で打ち上げられたカブトガニの卵などを間近にみたり、一件きれいに見える砂浜にたくさんの小さなプラスチック片が紛れていることを確認したりできました。周辺の周辺の防波堤下の消波用捨て石の間に挟まっているたくさんの漂着ごみを回収する中で、流木等の自然系のごみだけでなく、ペットボトルやお菓子の袋、マスクなど自分たちの生活とつながっているごみも多い事に気付いてくれました。
特にプラスチック系のごみが、カブトガニをはじめいろいろな生き物たちに影響を与えていることを伝え、
2050年問題にならないために、今日のような活動や日常生活の見直しなど行いながら、豊かできれいな海を未来に残せるようみんなで頑張ろうと声をかけました。