第130回「高尾山GREEN CLEAN作戦」2022年3月　日影沢コース

　３月の第130回「高尾山GREEN CLEAN作戦」は、当初予定していた「日影沢コース」が事前の下見で積雪が残っていて滑ると谷側に転落の危険があることが判り、急遽「いろはの森コース」に変更して実施した。日影林道からいろはの森を通って高尾山に上り、山頂や登山道に落ちているゴミを拾った。森林インストラクター東京会（FIT）会員9名、一般の参加者21名、スタッフ10名、総勢40名で、新型コロナウイルス感染防止策を徹底して２ヶ月ぶりに行った。

　ぽかぽか陽気の好天に恵まれ、登り道では汗ばむほどの気温でした。富士山は春霞で見ることができなかったが、春早く咲き出すアオイスミレ、アズマイチゲ、ヤマルリソウ、ネコノメソウなどの花やコクサギ、フサザクラ、ダンコウバイ、ニワトコなどの膨らみ始めた冬芽を観察した。

　昼食後ゴミ拾いを始め、人出が増えだした高尾山頂では、草陰に捨てたようなペットボトルやポケットから落としたような飴の包み紙を拾った。煙草の吸殻もあった。１号路脇に落ちているゴミを拾いながら下山して、高尾山口駅近くの小公園で拾い集めたゴミを分別し、整理体操、怪我の有無の確認して終了した。