葛西海浜公園で小さなプラスチックを集める会

当日の結果報告

開催日

2022.05.15(日)

参加人数

54

拾ったゴミの袋数と可燃 / 不燃の割合

2

開催場所

東京都江戸川区臨海町6丁目 葛西海浜公園 西なぎさ案内所周辺

葛西海浜公園で小さなプラスチックを集める会 レポート

5月15日(日)、深海合唱団 ビーチクリーン部で2回目の主催となる「葛西海浜公園で小さなプラスチックを集める会」を開催しました。

 

直前まで天気が心配でしたが、当日は曇り。

暑すぎず寒すぎず、風も強くないちょうど良い天候となりました。

 

参加者は深海合唱団メンバーが6名、企業・一般の方あわせて48名の合計54名。

 

 

3グループに分かれての自己紹介タイムとご説明のあと、集める会をスタート。


今回はスコップで砂をすくってザルでふるったり、ピンセットで直接拾い上げたりしながら集めていきます。

 

ビーチクリーンは初めてという方や、ご自分で道具を持ってきてくださる方、

子どもたちやワンコ、ヒーローさんたちも来てくれました!

 


遠くから見るとふつうの砂浜に見えますが、砂をよーく見てみると、小さなプラスチックごみがたくさん見つかります。

 

さらに目を凝らしてみたり、スコップで砂をすくってみると、5mm以下のマイクロプラスチックも。

 


これらを集めるのは、とても地道な作業ですが、みなさんとっても真剣!

1時間弱で、色とりどりのプラスチックごみがこんなに集まりました。

 

当たり前のことですが、1人で集められる量と50人で集められる量は、全然ちがいますね。

 

 

みなさんも、たくさんお写真など撮っていただいていました。

これからもいろんな人に興味を持ってもらえるように、この日の活動のことをたくさん知ってもらえたらうれしいです。

 

全員で記念写真も撮って、集める会はここまで。

 

 

その後、今回は集まったプラスチックをアップサイクルブランドのカエルデザインさん( https://kaerudesign.net/ )にお送りするため、

「集まったプラスチックを観察しながら色分けする会」を同時開催しました。

 

小さいものは、元々が何だったか分かりませんが、

 


容器のキャップのようなものや、キャップの下についているリングのようなもの、おもちゃの一部のようなカワイイ形がそのままのものなど。

 

街で誰かがポイ捨てしたものが流れてきたのかもしれませんし、

海や川で誰かが落としたものだったかもしれません。

 

あるいは、公園に遊びに来た誰かの忘れ物だったかもしれませんね。

 

 

色分けも、またとても地道な細かい作業ですが、みなさんテキパキと、きれいに色を分けてくださり、

 

30分くらいで、こんな風になりました!

 

 

カエルデザインさんは、様々な障がいを持つ人たちと共に、マイクロプラスチックなどの海洋プラスチックを回収し、アクセサリーに加工する、アップサイクルブランド。

 

今回お送りするプラスチックで、アクセサリーを作っていただきます!

 

カエルデザインさんのアクセサリーと集まったプラスチック

 

残念ながら現在、たくさんのプラスチックごみが、カエルデザインさんに届いているということで、少し時間がかかりますが、

 

いつかカエルデザインさんがこうした材料に困るような、きれいな海になることを願いつつ、また出来上がったらご報告したいと思います!

 

 

今回の「葛西海浜公園で小さなプラスチックを集める会」たくさんの方にご参加いただき、とても賑やかな会となりました。

 

集合時間よりとっても早く来てくれた方や、

ゴミ拾いしながら集合場所へ来てくれた方、

ご自分の道具を持ってきてくれた方や、

道具をお渡しするなり集めてくださる方など、

 

みなさんのやる気や、真剣な想いがたくさん伝わってきました。

 

 

ちなみにこの日、葛西海浜公園では他にも2団体さんがビーチクリーンを開催されており!

潮干狩りなど遊びに来ている方たちに負けないくらい、ビーチクリーンしている人の数がいたんじゃないかと思います。

 

こんなにもたくさんの方が関心を持って、実際に行動することができているなんて、すごいです。

 

(どのビーチクリーンへでも)ご参加いただいたみなさん、おつかれさまでした!!

 

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