漂流物探偵(草の根広告社)

団体概要

横須賀市の秋谷で暮らして10年。海辺の町で生まれた子どもが毎日裸足で駆け回っている浜辺の吸い殻やガラスの破片を排除するために散歩がてらビーチクリーンを始めました。始めた頃は「ゴミ拾いなんて偽善者っぽくて嫌だな(自分が良い人間ではないからです。ゴミ拾いをされている方を批判する意図はありません)」という思いがありましたが、やっていくうちに「大量生産大量消費を是とする社会においては、むしろゴミを拾うことの方が反社会的な行動なのではないだろうか?」と感じるようになり、以来パンクスというイデオロギー表現のひとつとして、ゴミ拾いを宝探しゲームのように楽しんでいる娘と一緒に活動しています。

 2018年にトリケラトプスの骨のような漂着物(調査の結果、馬の下顎の標本でした)と出会ったのをきっかけに「このゴミはどういう人間が、どんな状況で、どんな理由で遺棄したのだろう?」と想像するようになりました。本業が放送作家・脚本家でもあるからだと思います。今ではたとえば、煙草の吸い殻ひとつ取っても「この長さは捨てたのではなく、背後から鈍器で撲殺されて落としたものなのではないか?」など物語が幾つも浮かんできます。

 その行為を「漂着物探偵」と名付けました。ゴミ拾いだけに留まらない、体験型のエンターテインメントです。ひとつのゴミや漂着物から物語を想像・創造する術をワークショップなどを通じて広めていくことで、いずれはゴミ拾いを通じて紡いだ物語を全国から募集する「漂着物文学賞」なども主催できたら等と夢想していします。

開催数 (直近一年)

0

平均参加人数(直近一年)

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総開催数

0

総平均参加人数

0

拾ったゴミ袋の数と不燃/可燃の割合

50

主な活動地域

横須賀市秋谷

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