団体概要
当団体では、スキューバダイビングのライセンス保持者(ダイバー)達が公益性を伴った活動を行っている。日本には、海洋での作業や救援等を行う「潜水士」の資格を持つダイバーの他に、休日のレジャーでのみスキューバダイビングを楽しむ「レジャーダイバー」が多く存在する。そうしたレジャーダイバー達も、経験本数を重ねるうちに高いスキルをもつことが多い。また、高いスキルを持ったダイバー達は、レジャーダイビングだけに留まらず、水中世界やその環境について高い興味関心を持ち、追求していく。
当団体は、このようなダイバー達にしか出来ない、『ダイバーだからこそできること』にあらゆる視点から取り組んでいる。
水中生物や環境の観測・調査・記録や、ライセンスを持たない一般の方々が海をもっと身近に感じるための体験型イベントの実施、多様な生物と海の環境を守るためのビーチクリーンアップ活動、豊かな海を守り、人間の生活との繋がりを考えるためのキッカケを与える講演活動、自然災害発生時に海中で捜索や作業を行うスキルを身につけるためのダイバー育成事業、行政との共働事業など、内容は多岐に渡る。どの活動においてもダイバー自身が自然と向き合い、自己のスキルを高め、何かの、誰かの役に立つために自発的に動いている。当団体は上記活動を通じてダイバーによる社会・地域の問題解決を行っていることが強みである。