江東区中川船番所資料館

団体概要

【12月10日まで改修工事をしております】
江東区は大部分が江戸時代以降の埋立てで形成されています。また埋立てと並行していくつもの水路が開削され、その結果江東区の産業や文化に大きな影響を与えてきました。そのような歴史の中で、寛文元(1661)年に、江戸を出入りする船を取り締まるために小名木川の隅田川口に置かれていた「深川口人改之御番所」が、中川・小名木川・船堀川の交差する中川口に移転し「中川番所」となりました。
中川番所があった場所については現在の江東区大島9丁目1番地と推定されていましたが、平成7(1995)年の発掘調査において柱材や礎石などが出土したことにより、中川番所跡であることがほぼ確定しました。 中川船番所資料館は、この番所跡地より北に50メートルほど離れた場所に建てられています。
資料館の基本的な性格は以下の通りです。
1.「水運」の専門館
区内を流れる小名木川と中川に接した場所に、江戸時代に設置された中川番所を主軸に、関東・全国に広がる水運を利用した人・ものの交流や活動の歴史を紹介する。
2.地域に根ざした資料館
地域に根ざした資料館に主眼を置くとともに、区内既設の資料館との連携を深め、資料館ネットワーク化の一翼を担う。
3.郷土の歴史の理解を促す資料館
平成7年の発掘調査により所在が確認された中川番所を、区民が郷土の歴史にしたしみ、身近に感じる手がかりとする。  また、江東区は、平成12(2000)年7月に特定非営利活動法人東京釣具博物館(常見保彦館長)から、和竿など釣具等の所蔵品5000点以上もの寄贈を受けました。資料館ではこれらの資料の展示も行っています。
江東区の歴史を見ると、享保年間に刊行された釣りの本「何羨録(かせんろく)」には江東区近辺の釣り場が詳細に案内されており、船番所近くはキス、タナゴ、ハゼなどの釣りの名所であったことが記されており、釣りとの関係をうかがうこともできるのです。

開催数 (直近一年)

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平均参加人数(直近一年)

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総開催数

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総平均参加人数

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拾ったゴミ袋の数と不燃/可燃の割合

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主な活動地域

江東区大島9-1-15

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