認定NPO法人ふるさと東京を考える実行委員会

団体概要

　私達は、私達の時代に失ったものは私達の時代に取り戻し、次世代につなげるべきと考えており、東京都内湾の海水浴復活に向け行動を起こすこととしました。「海水浴ができる東京湾を取り戻す」ことは「東京湾を再生させる」ことであり、それによって「東京湾が豊かに」なり「漁業が盛んになる」ことでもあります。しかも「豊かな海」があれば、それがある限り、漁師が世代を超えて生活でき、地域社会が成立することにつながります。つまり、「豊かな海」は自立した地域を再生する為に「欠け甲斐のない場所」なのです。
　1977年に東京都内湾の海水浴復活に向けた行動を開始してから約40年が経過しました。何事に付け、「失ってから取り戻すには大変な労力が必要」となります。私達は様々な紆余曲折を経て、2012年夏、地元の葛西海浜公園で海水浴を行う事ができ、これをきっかけに東京都の「遊泳禁止」看板の文言が、「許可なき遊泳禁止」に変更されました。これからは東京湾のどこでも自由に泳げるようになることを目指し、活動して参ります。