NPO法人河北潟湖沼研究所

団体概要

 悪化していた河北潟の環境を回復させようと住民、研究者、企業の代表者が集って1994年に活動をはじめる。1999年にNPO法人となる。河北潟及び周辺地域がよりよく発展していくことを目的として、実践活動を重視した調査・研究活動、地域活動、およびこれらを支える事業活動を実施している。
 もともと水郷地帯であった河北潟は、潟周辺で暮らす人々と水辺の自然との結びつきが非常に強い。人と河北潟との関係を取り戻すこと、自然とくらしの新しい関係を作ることを、活動のビジョンに掲げている。協働の水辺管理をすすめる「外来植物除去活動」、みんなが豊かになる農業を模索する「七豊米の米づくり」、農地の生物多様性保全をすすめる「生きもの元気米」、潟と砂丘で循環をつくる「すずめ野菜」、ヨシの新しい活用としての「ヨシ舟づくり」など、様々な活動を展開している。
 ゴミ拾い活動では、河北潟の湖岸を中心に展開する「河北潟クリーン作戦」に他団体と協力して実施。20年ほど前と比べると、大型不法投棄ゴミが減り、ゴミが少なくなっている状況もみられるが、場所によって漂着ゴミが多数みられ、ポイ捨てゴミも目立つ。
 湖岸ではヨシなどの植生帯が減少、かつては豊富にみられた水草が失われるなど、近年の変化もみられることから、河北潟干拓から50年が経過した河北潟の野生動植物の変遷についてまとめた「河北潟レッドデータブック」を制作した(2013年発行)。
 

開催数 (直近一年)

0

平均参加人数(直近一年)

0

総開催数

200

総平均参加人数

20

拾ったゴミ袋の数と不燃/可燃の割合

440

主な活動地域

河北潟を中心とした金沢市、津幡町、かほく市、内灘町

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