団体概要
NPO法人ネイチャーマジックは2004年に子どもたちの野外教育を目的として設立されました。以来、春夏冬の長期休暇に小中学生を対象としたシーズンキャンプを行ってきました。
自然の中での非日常的・冒険的活動を通じて子どもたちの成長を目の当たりにするにつけ、これを子どもたちの日常に置きたいという思いが強まりました。そこで、月に一度の日帰り野外活動クラブ「トムソーヤキッズクラブ」をスタートさせます。
そして「野外教育を子どもたちの日常に」をキーワードとして、自然体験とそこにある教育効果の日常化を推し進め、スタッフの専門性を高める研修などを行ってきました。
すると、非日常キャンプの時には感じられなかった、自然体験と子ども集団での群れ遊びを通じた子どもたちの成長の定着性を強く感じるようになりました。これは体験が一過性のものではなく、経験として心身に根付いているのだと確信しました。
そしてより日常性を高めたいという願いの下、2011年より「森のようちえん さんぽみち」を開園しました。
これは、子どもたちが森を園舎として、自然の中に毎日通園するというものです。森の中で子どもたちが健やかに育つ場と保育を提供しています。
その子どもたちから卒園生が出て、今は小学生になっています。すると、再度、トムソーヤキッズクラブやシーズンキャンプの重要性が高まり、現在はその再構築の時期にあります。
現在ネイチャーマジックでは、子ども達だけではなく、子どもたちを取り巻く大人たち・環境・社会の「日常的な」教育効果への関心が高まっています。自然と密着した暮らしの中で、子どもたちが「自然に」育っていくような社会を作りたい。子どもたちが生まれ落ちたときに既に備えている人間としてすくすくと育つ力を欠くことなくそのままに生き生きと育っていけるような社会になってほしい。
そんな願いを込めて、2017年より「ライフスタイル」を新しいキーワードとして、これからの社会を形作るような事業展開を目指しています。
主な活動地域
西宮市・神戸市・宝塚市・芦屋市・尼崎市・川西市・三田市・姫路市 等
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