団体概要
JR女川駅前広場から海へと続くプロムナード(歩行者専用道路)沿いに整備されたテナント型商業施設『シーパルピア女川』を運営しています。平成27年12月に開業し、東日本大震災の被災事業者を中心にミニスーパーや多彩な小売店、女川の味を堪能できる飲食店、魅力的なスペインタイルを製作販売する工房など、さまざまな業種の27店舗が出店しています。
女川町は東日本大震災で特に大きな被害を受けた津波被災地域であり、町の復興に向け地域住民の日常生活や来町者の観光に必要な商機能を確保することが急務でした。当施設は平成26年12月に国(復興庁)の認定第1号となった「女川町まちなか再生計画」の中核的商業施設に位置付けられており、まちづくりの顔となる商業施設として重要な役割を担っています。
コンセプトは『海がみえる公園のまち』。町内外の人が気軽に訪れ、集い、語り合う場をつくることを目的としています。魅力ある商業施設を目指し、当社はテナント事業者と協同でイベントを開催するとともに、商業施設周辺にある女川温泉「ゆぽっぽ」や水産業体験館「あがいんステーション」などの施設と連携したプロモーションや商品企画を行っています。これらの事業を通じて町内外から多くの人を呼び込み、復興のシンボルとして、女川町のにぎわいを創出し続けます。