団体概要
瀬戸内海は今、波と共に押し寄せ、徳島県鳴門市に位置する鳴門海岸にもゴミと打ち上がる空のペットボトル。近年、海洋中のマイクロプラスチックが 生態系に及ぼす影響が懸念され、其の海洋汚染は地球規模で拡大しています。多くのプラスチック製品を生産、消費する日本の私たちも無関係ではなく、地域における海岸漂着物対策の進捗状況に気付き、今後それをどのように補いながら進めていけばよいかをこの活動の機会を促すことを目的とします。
海岸の漂着ゴミ問題に一層関心を持ってもらい地域一体となる協働した取り組みを行うことを可能とし、地元住民がモニタリングを行うなど、将来は漂着ゴミだけでなく自然・生物環境など含めた、総合的な海岸管理について地域住民主体による共助管理体制の下地作りを目指すものです。
「捨てればごみ、分ければ資源」と言われますが、プラスチックも、きちんと分別すれば資源としてリサイクルすることができます。もっとプラスチックの3R(リデュース・リユース・リサイクル)を進め、プラスチックを有効に、賢く利用することで、海のプラスチックごみも減らすことは可能です。この活動を通じてプラスチックと賢く付き合うための取組を国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」にも拡充し共有することで、環境問題漂着ゴミ問題に対する地域市民意識向上への変化につながります。
【活動概要】対象海岸現地調査・海ゴミ清掃大作戦実施・活動報告会&ワークショップ等
主な活動地域
鳴門市鳴門町瀬戸内側(鳴門・ウチノ海ゾーン)
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