非営利型一般社団法人 Silva(シルワ)

自然関連財務情報開示タスクフォースの動向.湘南国際村めぐりの森.Silvaの森盛りダイアリー 4月25日火曜日 アイキャッチ

2023.04.27(木)

自然関連財務情報開示タスクフォースの動向.湘南国際村めぐりの森.Silvaの森盛りダイアリー 4月25日火曜日

 Silvaは、環境省が推進される30by30のアリアンスメンバーとして、プロジェクトの推進に賛同しています。

 

 また、TCFDから展開したTNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース:Task force on Nature related Financial Disclosures)のフォーラムメンバーでもあります。

 

 先月3月28日に、TNFDドラフト版の最終版といわれる、ベータ版バージョン0.4TNFDの全体像がリリースされました。そして、本年9月に、完全版の発行が予定されています。そして、コンサルテーション期間に出された意見による修正を経て、9月の最終版が発行されます。これにより、企業評価基準が変わり、自然資本への配慮が具体的に求められるようになります。

 

 このコンサルテーション期間は、皆さんの意見を反映されるチャンスです。誰でもオンラインからフィードバックを提出することができます。日本のフォーラムメンバーは、現在100を超え、世界の約1000のメンバーのうちの1割をしめています。

 

 みなさんも、新しい自然関連財務情報開示のフレームワーク作りに参画してみてはいかがでしょうか。(一部環境省解説より抜粋)

 

■TNFD – Taskforce on Nature-related Financial Disclosures

 

■TNFD releases fourth and final beta framework – TNFD

 

※TNFDとは、企業活動に対する自然資本及び生物多様性に関するリスクや機会を適切に評価し、開示するための枠組みを構築する国際的な組織で、2021年6月に立ち上がりました。気候変動対策のTCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース:Task force on Climate related Financial Disclosures)の「Nature」版といわれており、現在議論されている枠組の骨格はTCFDに似た内容になっています。TNFDは、枠組そのものを検討するタスクフォースメンバー(40名の専門家)とステークホルダーとして知見を提供するフォーラムメンバー(1000以上の企業・機関・団体等)等により構成され、環境省は昨年12月にフォーラムに参加しました。本年3月にベータ版バージョン0.4の公表を経て、2023年9月の最終版公表に向けて、コンサルテーション期間(3/30から6/1)に入っています。(環境省解説より抜粋)

 

 

 

 森林再生指導員&Silvaボランティア隊in湘南国際村めぐりの森

 

 第24回湘南国際村めぐりの森植樹祭の開催まで約2週間となりました!

 

 本日は、必要資材の受け入れと植樹地の風の草刈りを実施。運搬用のネコ(猫じゃないよ)を押すのもコツが必要で、みんなでキャイキャイと持論を交わしながら、植樹地の現場へ。

 

 森の再生過程での作業比率で云うと植生や土壌動物調査解析からスタートして、計測や大地再生、事前準備など、多岐に渡るため、植樹祭で皆さんに木を植えていただくシーンは、全体の10%程度の労力となります。つまり、一番、美味しいシーンをご参加くださる皆さんへ提供する訳です。

 

 私たちは、日頃より、自然界に感謝して過ごしていますが、植樹祭は、その感謝の気持ちを行動で示せる崇高な催しです。自然界への御礼詣りだと思って、厳かにご参加いただければ、幸甚です。