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2024.07.02(火)
植樹祭の成果を成績発表!湘南国際村めぐりの森.Silvaの知る和塾ブログ 5月19日日曜日
この日は、第26回湘南国際村めぐりの森植樹祭による植樹作業の精度を点検するため、1~10班の各班毎の手直し箇所を記録し、倒れたりワラの下敷きになった苗木の救出作業を行いました。

写真:ワラで倒れているヤマモモの苗木
植樹祭が終わる毎に点検作業を毎回、行ってきましたが今回は、その成績をお知らせすることにより、各班のリーダーや植樹ボランティアでご参加くださった皆さんへ認識いただき、より良い森づくりを目指す指針となればと願いを込めて、お知らせさせていただきます。

写真:倒れていたヤマモモの苗木を手直しした様子
今回、点検作業で一番多かった手直しは、苗木の足元に肝心のワラが敷けていなかったパターンです。
ワラは、苗木の保湿・保温・草の繁茂予防で敷き詰めるため、苗木の足元に隙間があるのは、土壌の乾燥や草の繁茂のストレス発生が加速するため、回避したい現象となります。

それでは、成績発表させていただきます!!
5月12日日曜日に植樹いただいた2,340本中、手直し箇所は、46本となりました。
苗木を植える植樹作業の精度は、非常に好成績でした。全体的にワラやロープのミスが多かったようです。
<各班毎の成績>
1班:苗木折れ1箇所、ワラ手直し2箇所、ロープの苗木絡み1箇所、ワラの向きのミス全体
2班:ワラ手直し2箇所、ロープの苗木絡み2箇所
3班:ミスなし
4班:苗木折れ1箇所
5班:苗木転倒3箇所、ワラ手直し13箇所、ロープの苗木絡み1箇所、ワラの向きのミス全体
6班:苗木折れ1箇所
7班:ミスなし
8班:ワラ手直し18箇所、ワラの向きのミス全体
9班:ロープの苗木絡み1箇所
10班:ワラ手直し1箇所
見事にミスなしの班を担当されたのは、Silvaを設立当初より「SANKI YOUエコ貢献ポイント」御支援くださる三機工業株式会社様でした!!

おめでとうございます!同社は、環境に優しい空調技術などで数々の賞や特許を取得される優良企業様です。そうした技術と精度を追求されるご姿勢が、今回の植樹の精度にも繋がったものと思われます。ありがとうございました!
苗木たちは、自分で歩いたり、移動したりすることができません。植えられたら、その場で生き続けるしか選択肢がないのです。
だからこそ、植樹祭での精度は、苗木の生殺与奪権を左右し、50年後100年後の植生の運命を決める一手となります。
人間として、できる最良の環境を植物に提供し、安定した土地本来の森への担い手として、精度を向上して100点満点の植樹祭を実現してみたいものですね。植樹祭へご協力くださいました400名の植樹ボランティアの皆さま、各班のリーダーさん、ありがとうございました。
