団体概要
当法人は、住民・企業・行政・専門家等が連携し
中海・宍道湖を含む斐伊川流域の自然環境の再生と、豊かな恵みを感じられる持続可能な社会の実現に貢献することを目的として日々活動しています。
私たちの中心となるフィールドは、島根・鳥取両県に広がる「斐伊川流域」です。
戦後、食糧難の影響から斐伊川流域の一部である宍道湖・中海(汽水湖)を干拓淡水化し、農地を増やそうという計画が進められました。
しかし、当初干拓淡水化事業は大きな期待をされていたものの、工事完成まで長く年月がかかり中途から事情が変わったため淡水化は昭和63年(1988年)に延期となり、平成25年(2013年)国営中海干拓事業は完全に中止となりました。淡水化が延期されて約25年、干拓淡水化事業が始まってから約50年のことでした。
この半世紀、干拓淡水化事業だけでなく生活環境や生産環境が大きく変わり、様々な影響が宍道湖・中海の環境に課題として現れてきています。
この大切な流域をどう次世代に繋いでいくか?
本気で考え行動しています。