団体概要
四国に位置する香川県は、「うどん」がとても有名です。県民1人当たりの年間うどん消費量は220玉と言われ、もちろん日本一。地元でも毎日のようによく食べられています。香川県内にさぬきうどんを食べさせる店は800軒以上あるといわれ、美味しいうどんを食べに、全国から人がやってきます。一方で、「客を待たせずにおいしいうどんを提供したい」「讃岐うどんはコシが命で、時間を置いたうどんは出さない」「工場でうどんを製造する工程で、切れ端などの部分が出てしまう」などの理由から、廃棄うどんの量も多く、年間推計6000トン(小麦粉換算)以上ものうどんが廃棄されています。
うどん店から日々捨てられているうどんを、厄介な生ゴミとして廃棄処分するのではなく、循環サイクルの環の中に組み入れてリサイクルすることで、さぬきうどん店から廃棄物を減らし、持続可能な循環型社会のシステム・モデルを構築すしようという取組なのです。