NPO法人山形ロングトレイル

団体概要

2012年設立
自然に親しみ、自然を楽しむ。楽しむ心が愛着に変わり自然保護に繋がる。自然を親しむ為にトレイル(道)はある。
アメリカ自然保護の父、ジョンミューアの考えを基に、日本の自然の成り立ちに合わせ、歴史や文化も含めた形で、より多くの人に自然に触れて頂けるトレイル(自然歩道)を作る為に活動を行う団体。

トレイルとは?
ロングトレイルは北米、その中でもアメリカ合衆国が本場になります。「山頂付近を通過することもあるが、必ずしも山頂を目指すことだけを目的とせず、自然の道を中心に長い距離を歩く」いわゆる山歩きです。
登山が縦方向に頂上を目指す「山登り」なのに対し、トレイルは横方向に歩いていく「山歩き」で、登山のように、数千メートルの標高差の環境変化とは異なり、トレイルは横方向に長い距離を歩くため、砂漠・森林・高地エリア等、環境の変化も大きく、それに伴って多くの動植物に巡り合い、数ヶ月に及ぶ道のりの場合、季節も変わります。

アメリカでは、連保政府によるトレイル法で幾つかのトレイルが指定されており、長いものでは5000kmにも及びます。
また、トレイルは自然保護にむいた考え方であり、「ハイカー(歩く人)がトレイルに残していいのは足跡だけ」つまりは、自然の中に人間の痕跡を残さないとされています。

我々、山形ロングトレイルは、このトレイルカルチャーを日本に定着すべく現在、山形蔵王国定公園内にトレイルコースを作る活動を行っています。我々は、新たに道を作るのではなく、林道や古道、登山道等既存の道を繋げることでトレイルを構築したいと考えます。