特定非営利活動法人ゆずりは学園

団体概要

【団体の設立経緯・目的】
30年間小・中学教員として勤務していた沓名和子が、早期退職し2001年自宅に設立した池の原フリースクールが前身である。当時不登校や学級崩壊、校内暴力などで学校に来られない生徒が増えるばかりの状況で、子どもたちの学習の権利の場としての居場所が近くにない状況であった。子どもを守り、代を譲る「ゆずりは」の木の由来から2008年に「ゆずりは学園」として法人化。不登校・高校中退の子供たち、ひきこもりの青年、その家族を支援しながら社会への自立を目的としている。

【主たる活動の内容】
フリースクール(小中学生):不登校、ひきこもりの子の学校復帰、進学・就職支援
通信制高校・大学:不登校、高校中退、発達障害等の生徒の進学・就職支援
若者就労支援:ニート、ひきこもりの青年の就労支援活動
ボランティア活動・他:海岸清掃、里山整備、東日本大震災復興支援、教育相談、発達障害親の会

【理事長プロフィール】沓名 智彦(くつな ともひこ)
画家。沓綾会(TOSAIKAI) 主宰。日本描画テスト・描画療法会会員。主な出品はABEY GALLERY EXHIBITION (1994~96・ニューヨーク)。
FINE ARTGALLEY EXHIBITION (1997・ニューヨーク)、ニューヨーク国際展(1998)など。30年間で30カ国に取材旅行し、地球一周の風景やシルクロードの世界を描いている。フリースクール「池の原センター」を設立。カウセリングや描画療法などを行っている。著書は『地球風景が聞こえる』『地球のものさし』など多数。
2008年に三河湾のすぐ近くにゆずりは学園を開校。
ゆずりは学園の前にある三河湾が台風の度に、時には、県道にまで海からのペットボトル廃木材、廃竹材などが多くあるなどの現状を何とかしなければの思いで独木に学園のスタッフ、生徒たちと海岸清掃活動を始めたが、それでも追いつかず2010年「渥美半島を美しくする会」を設立。毎年参加企業にも呼びかけ、現在は、トヨタ、アイシン、デンソーなど各企業と、民間、学園の生徒と合計で1300人以上の海岸清掃活動となっている。

【学園長プロフィール】沓名 和子(くつな かずこ)
 30年間公立小学校、中学校に勤務し、国語、外国語を教える。通級指導教室を担当の時、不登校の生徒たちと出会い、早期退職。彼らの居場所作りに自宅にてフリースクールを設立。翌年もっと自然環境の恵まれた土地を求め、現在の「海のスクール、森のスクール」を作る。海のスクールの横に3階建ての「シェモア研修宿泊棟」(全室オーシャンビュー)を購入。標高223メートルの森のスクールには、4つのツリーハウス、陶芸窯なども作り、幼児から学生、大人までの自然体験の居場所となっている。
2011年に自然環境を活かした子どもたちの居場所として第31回「緑の都市賞」国土交通大臣賞を受賞。
2008年には名古屋テレビ「どですか」の取材を受ける。全国放送でフリースクール、通信制高校生の様子が放映される。自閉症、発達障がいの子どもを持つ親の会「ゆずりはの会」を毎月開催。機関紙「ゆずりはの森」も158号を超える。ブログ「クツナ先生のカウンセリング日記」、Facebookで情報を発信している。
2011年3月18日「田原しみん震災支援ネット」を設立。箱庭セットを福島市内の46の幼稚園、保育園に送る。その後も毎月1~2回福島市内の24の仮設住宅(約7,000人)に野菜・果物・米などを送る支援を6年目に入る今年も継続している。
2013年8月 ソロプチミスト日本財団 子どもたちの居場所づくり 受賞
名古屋市、津島市、福井市、あま市、豊橋市教育委員会、田原市等で講演活動を行う。
小学生、中学生、高校生、大学生、就労支援の青年約117名が通っている。
2013年9月に遠方から通う生徒の為に、豊川稲荷校を開校。
 2014年4月、一般財団法人あいちコミュニティ(愛知県)ミエルカ事業(寄付募集事業)において中間就労施設建設事業「ゆずりは横丁・コミュニティガーデン」設立。
 2015年3月にゆずりは学園卒業式が中京テレビに放映された。
 2015年10月には、NHK総合「サキどり↑」全国放送にも放映された。
2016年1月に東海テレビ「ONE」にいじめについての取材を受け、放映された。

【新聞掲載累計回数】
中日新聞   44回
東愛知新聞 39回
東日新聞   47回

開催数 (直近一年)

0

平均参加人数(直近一年)

0

総開催数

15

総平均参加人数

1,000

拾ったゴミ袋の数と不燃/可燃の割合

306,000

主な活動地域

田原市野田町白谷海岸から渥美半島先端の伊良湖岬まで(約30km)

地図を見る→
地図を表示できませんでした