マイクロクリーンアップキャンペーン@ミクロネシア連邦チューク諸島

当日の結果報告

開催日

2019.02.02(土)

参加人数

50

拾ったゴミの袋数と可燃 / 不燃の割合

100

開催場所

ミクロネシア連邦チューク諸島ウエノ島

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マイクロクリーンアップキャンペーン@チュークの報告

慢性的なゴミ廃棄物の問題に悩まされているのが南太平洋の島嶼国だ。

昨年9月にミクロネシア連邦ポンペイ島で行われた私による清掃活動「マイクロクリーンアップキャンペーン」、今年はまず同じミクロネシア連邦チューク諸島ウエノ島での活動に組み込んでもらいました。。

ここチューク諸島ではチューク女性評議会(CWC)が中心となって毎月行われていると言う(その代表が写真のキキさん)。

 

ところでミクロネシア連邦チューク諸島はその昔トラック諸島と呼ばれ、日本の旧帝国海軍の前線基地があったところとして知られています。島々はチューク環礁に中に点在しています。また環礁内が海軍基地になっていたため、船を停泊しておくには良い条件でした。日本人の入植は戦前からで、現地の人々と仲良くなっていたそうです。しかし1944年2月17日、18日の「トラック空襲(オペレーションヘイルストーン)」によって環礁内に停泊していた日本の船は全てが沈められました。

 

また八王子市資源循環部ごみ減量対策課はここでJICAによる草の根支援の一環として、ゴミ問題に取り組んでいます。特に彼らのポリシーはリユース、リデュースによる「2R」。もう一つのRのリサイクルをやるにはそのためのリサイクル施設が必要だったりと実に難しい課題が満載だと言う。よって根治療法と言うべきか、もうゴミは出さないということでリデュース、つまり発生抑制を念頭に置いた活動もおこなっています。

今回はCWC、八王子市、また八王子市と一緒にこっちで動いている創価大学、そして私によって2/2に清掃活動をおこなった。場所はチューク諸島のウエノ島と言って、かつて日本が統治していた時は春島と呼ばれていた島でです。今この島は空港もあり、また行政の中心でもあるので、チューク諸島の中では一番の繁華街があるところです。


しかし現地に趣く前から八王子市職員の方から言われていたのですが、ポンペイ島とは比にならないくらい酷かったです。

開始時間は朝の7時からです。正直言って、暑さもあったし精神的にめげました・・・・・・。拾えど拾えど減ることがないのがチューク諸島ウエノ島の現状でした。


まず上の写真の缶ですが、決して袋に入れるためにここに集めてきたものではなく、この状態でここに捨てられていた物であります。写真には写っていませんが、手前もこのような感じでした。これがごく普通の状況であります。


そしてご覧のようにCWCが声をかけたと言うこともあって、地元の女性陣が多く参加されました。特に女性は将来自分の子供たちの健康への被害を考えていて、マイクロプラスチックの問題に対しても人ごとではないと真剣に考えています。


ポンペイでも感じたのですが、これをやったからといってすぐに環境が良くなるとは思っていません。

人によっては「なんでそんな非効率なことをやるの?」とか「先進国による支援はしっかりと税金かけてやっているのだから、そでに任せておけば良い」と言うでしょう。しかし環境問題は利害関係が多く、場合によっては意見が一致せず昨日までの友人と絶好に至ることもあります。また環境問題は科学の知見だけで解決できるわけではなく、倫理の問題、民俗学の問題、歴史の問題、社会心理学の問題なども含まれているので実に複雑で解決までに時間がかかります。ならば地道に出来ることとしてこのような市民活動が重要なのではないでしょうか?私はそう思います。

また私はカメラマンであります。「本来あってはならない物がそこにあるというのを不自然に感じたから」という単純な理由に始まって、「ゴミ廃棄物の問題に国境はなし」「マイクロプラスチックの問題は私たち日本人は加害者だあり被害者、ミクロネシアの人も加害者であり被害者」というもとで始めました。


結果集まったゴミの量は写真のようになります。

最後にチューク女性評議会のキキさんを始め、八王子市資源循環部ごみ減量対策課の前川様、創価大学の碓井教授、さらにはトングを協賛していただきました永塚製作所(https://www.eizuka-ss.com/)の能勢社長には大変お世話になりここに御礼申し上げます。

さて私の次回の活動は9月にポンペイ島で、そしてその後にコスラエ島で行います。

また今回の模様は7月に写真展をかねた報告会を都内で開催させていただきます。

 

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