BLUE SHIP とは
開催日
2019.09.07(土)
参加人数
30
拾ったゴミの袋数と可燃 / 不燃の割合
開催場所
ミクロネシア連邦ポンペイ島
World Cleanup Day 2019は今年もミクロネシア連邦ポンペイ島から9/9(土)に参加しました。
現地へ環境教育のために趣いている麗澤大、立命館大の学生と現地の学生らと実施しました。
昨年は空港からダウンタウンへの入り口、通称コーズウェイと呼ばれる場所のみの実施でしたが、今年は2コースを設定しました。そのため昨年と同じコーズウェイ組とダウンタウン組に別れておこないました。
ちなみに昨年の模様はココからご覧下さい。
そして2組分けたことから競技性を持たせようということで各組の重量を計測しました。
ミクロネシアをはじめ大洋州には元々「ゴミ」と言う言葉がありません。それもそのはずです。そもそも彼らは自然に還るものしか使っていなかったのです。しかし戦後プラスチック製品が大量に入って来たことによって島の事情は一変しました。まさに今はゴミの島です。
コーズウェイのあたりは、特にタクシーの運転手が休憩する場所なので大変ゴミが多いところであります。
結局コーズウェイ組は約60袋以上、ダウンタウン組は約30袋以上、総重量で90kg以上を集めることができました。
ポンペイ島は世界第2位の降水量を記録した島だけにいつも雨です。しかし今年はそれを上回るくらいの雨量で、ほぼ毎日豪雨でした。
清掃活動当日も雨が降っていましたが、運良く活動の時は晴れてくれました。しかし昨年以上に蒸し暑くて大変でした。
さて昨年今年と一緒に活動してくれている麗澤大は現地の小学校でゴミの分別の重要性や廃タイヤ、ペットボトルなどのリサイクルを子供たちに考えさせています。
劇やワークショップ、歌などを使っての解説、小学生たちも興味を持ってくれたのではないでしょうか?
私、道城も彼らの活動に混ぜさせてもらい、2校でポンペイの自然の写真を見せて彼らに訴えました。「ぜひこの素晴らしい自然を守ってください」と。
ご参加いただきました麗澤大、立命館大の学生、JICA関係者の方々には大変お世話になりました。
さて来年もポンペイ島からWorld Cleanup Dayに参加したいと思っております。