WCD2020&鈴鹿川探検隊・下流編

当日の結果報告

開催日

2020.09.20(日)

参加人数

29

拾ったゴミの袋数と可燃 / 不燃の割合

16

開催場所

鈴鹿川派川(四日市市楠町北五味塚 楠緑地公園南へ徒歩約5分)

WCD2020&鈴鹿川探検隊・下流編 レポート

1週間ほど前から毎日のように天気予報が雨→晴れ→雨と変わり、心配な中準備・下見をしてきましたが、無事に晴れ空のもと「WCD2020&鈴鹿川探検隊・下流編」を開催することができました。

 今回は鈴鹿川を下流から上流へ向かって探検する企画の下流編です。本来であれば、7~8月にかけて実施する予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響でこの時期になってしまいました。ただ、緊急事態宣言のときのことを思うと、このように集まって行事ができるだけで幸せですね。

 そしてもうひとつの取り組みは、世界中で清掃の取り組みを実施する9月19日の「WORLD CLEANUP DAY(WCD)」にあわせて、鈴鹿川の清掃も行いました。私たちの主催行事で清掃活動を実施するのは初めてだと思いますが、いつも魚とりをさせて頂く川や海をきれいにするために少しでもゴミを減らせたらと思います。

 さて、鈴鹿川探検隊では、今日も「魚と子どもKidsクラブ」を中心とした子どもたちが大活躍してくれました。ボラ、マハゼ、ミミズハゼ、ウナギ、ヨウジウオなど、川の中流や上流とは全く違う魚をたくさんつかまえることができました。テトラポットや植物のすき間にはカニが数えきれないほどたくさんいました。これから、中流・上流と探検していく中で、川のつながりや環境の違い、またそこに生息する生きものの違いなどを肌で感じてほしいと思います。

 後半の清掃活動では、みんな生きものの生息場所を守るために一生懸命がんばってくれました。残念ながら、たくさんのペットボトルや空き缶などが川辺に流れついていました。ゴルフボールや食品の容器など、他にもいろんなものが見つかりました。いずれも人間の生活に起因するものでしょう。現在、レジ袋が有料化され使い捨てプラスチックを減らす世の中の流れとなっていますが、現状の川や海は残念ながらまだゴミであふれています。ゴミを減らす取り組みを進めるとともに、このような清掃活動の輪が広がるように努めていきたいと思います。

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