BLUE SHIP とは
2017.10.14(土)
とにかく海洋生物が好きなんだ!★試練編★
とにかく海がすきなんだ‼★第3章★
さてさて、青春時代の話はまだ続きます。
前回ブログにて苦渋の選択と悪戦苦闘のはじまりをお話しました。
熱望していた研究室に入門できなかったこと。
厳しいご指導のなか、情熱フル回転させ無茶をしているうちに自分自身に異変が見えてきたところまでお話ししました。
さて!その後はいかに。・・・重いです(笑)
とても疲れているのに全く寝付けない日が徐々に増えて、たまにアパートに帰れても全くリフレッシュ出来ず。
その影響で研究に支障をきたす頻度が急上昇。
当時、世の中「過労死」というワードが頻繁に出てくる頃でした。
インターネットで過労チェックができるサイトがあったのでチェック!
がーん!!!90%過労危険領域…
「これはまずい、とりあえず病院に行ってみよう。」
いろいろ調べて心療内科に行ってみることにしました。
最初は初めて行く科だったので不安でしたが、きれいな内装にいい香りのアロマ。
待合室にいる患者さんも普通な人たち。なんかすごく安心したのを覚えています。
疲れているのに眠れない、頭がもやもやスッキリしない、以前楽しめたことが楽しめないetc…
その不快感やその経緯をお医者さんにお話しました。
・・・「うつ状態」と診断がくだされてしまいました。
「しっかり療養してお薬を飲んで経過をみましょう」
「研究室のことはしばらく忘れてください」
ショックでした。。。当時は「うつ病」という病が世間に知られて間もない頃。
まさか自分が!!!
だけどうつ病の症状が完全に自分と一致。涙がでました。
お医者さんの意見は受け入れたくなかったけど、
見透かされてごもっともなので、その経緯を恩師に報告することにしました。
お話をしたら、理解をしていただき野菜ジュースを自販機で買ってくださり。
なんだか凄い罪悪感が。
この経験からムリを承知でキャパオーバーをしないようにとは当時まだ考えもしなかった。
早く復帰しなきゃ!
その一心しかなかったのでした。
しばらく宙ぶらりんに。お医者さんの言う通りの考え方にはなかなか行かず。
膨大な数のサンプルの検証が間に合わなくなる!という焦りでいっぱい。
休めと言われても受け入れるのは当時皆無。罪悪感と焦りの渦潮。
すると体調はみるみる悪化する一方でまさに悪循環に。。
そして苦しい時期は長らく続き、論文作成に入らないと間に合わない時期に入りました。
仮説の検証なんて全く手つかず。
「だめだ。」
恩師から、「しっかり休みなさい」と連絡が入り、悔しくて仕方なく一人海岸のテトラポットで号泣。
あの絶望感と悔しさと不甲斐なさは今でもしこりになっています。
無念ながら留年する事になり、通院しながら違う研究室に移籍してリスタート。
後輩とほかの留年生と共に再始動。
今回の内容は一番自分の半生で負った大きな傷なので暗くて重い内容でした。
だけどあの挫折が後々の自分への妙薬へと昇華されています。
当時はまだそんな自分の経験値が+に作用するなど微塵にも考えなかったけど…(-.-)
長い自分史になりますが、次回は新しく移籍した研究室でのglorydaysを‼
ではまた! LOVE NATURE