BLUE SHIP とは
2017.11.22(水)
第133回海さくらビーチクリーン調査記
先日の第133回海さくら囲碁ビーチクリーン。
とても楽しかった!
当日は楽しみ、後日に調査の分析というスタイルを定着化させていきますよ!
ということで
11月18日10:00~10:55の江ノ島大橋東トンボロにおける漂着ゴミの分類計量結果を発表します。
初回なので後に見てツッコミ所満載だと思うけど、未来の進歩した自分よ多目に見てや!(^-^;
●まずは気象・海象から。
天候は小雨のぱらつく西からの風が強。
よって海流も相模湾沿岸域は西から東へ流れていました。
海上保安庁のデータを見ると沖合いまで西から東へ。
水質検査の時に西浦が荒れていたのが証明ですねー。
茅ヶ崎辺りから加速してた模様。
●干満の様子は以下参照↓
ばっちり干潮時間でした!
●海岸清掃の痕跡がありました。
各所に漂着物がまとめてありました。
そして多数のビーチクリーン参加者が頑張って同時に漂着ゴミ拾いを行った事と55分尺の間なので、総数は少なめ。
多く目立ったのは「ペットボトルのキャップ」。
そして長らく漂流したであろう脆い固形プラスチック片でした。
タバコのフィルターは安定の多さ・・。
●ビニール類:14
●固形プラスチック:28
●タバコのフィルター:19
●ガラス類:1
●缶・金属類:3
●磁器片:1
●紙類:2
●釣具:4(ルアー3)
●漁網:2(一般釣具1・漁業網1)
●その他:ナス1、靴下1
ほとんど不燃ゴミでした。
やはりプラスチック類が目立ちます。
今回はナスでしたがなぜか野菜がよく見つかるのです(笑)
河川に農家さんが不作野菜を捨ててるのかな??
なお、生きた生物は観察できませんでしたが、海鳥ウミウの亡骸が一体見つかりました。損壊が激しく海洋汚染が原因かは不明。
そして片瀬東浜でよく見つかるツメタガイ、カキの仲間、サザエ、アカフジツボの殻は多数。他に珍しいものは見つけられなかったです。
片瀬海岸のツメタガイは今まで集めてきて、総体的に黒っぽい殻をしています。
アサリなどを海外から輸入してばら蒔いた中に混じる外来種、サキグロタマツメタとは明らかに違うので、あまり危惧はしてません。
以上、第133回海さくらビーチクリーンにおける漂着ゴミ調査結果でした。