ジュンイチワタリ

おさかな四季こよみ アイキャッチ

2017.11.26(日)

おさかな四季こよみ

リフレッシュを兼ねてたまに魚の絵を描いてます。

 

今まで色々描いてきました。

その中で四季とつながる漢字書きの魚を描いて春夏秋冬シリーズなんて事も楽しみにやってきました★

 

まだ11月ですけど、冬の魚を描き完結!

 

それでは魚の四季暦の御披露目~(笑)

 

 

春、サワラです。

関西では春が旬とされる、

お上品なお味の魚。

ちなみに関東では夏あたりが旬とされています!




 

夏。

魚+夏という組み合わせの魚漢字は存在しないので「暑い」をチョイス。

魚+暑=シイラ。

鮮やかな緑色の背、黄色い腹に群青の点がちりばめられた綺麗なシイラ。

 

沖合いの流れ藻など浮遊物の近くで虎視眈々と獲物を狙うハンターです。

 

トビウオなどを俊敏に追いかける魚雷型のボディがたまらないですねー!

 

学生時代を過ごした静岡県清水のスーパーでは、けっこう安値で切り身が売っていたので、よくフライやムニエルにして食べてましたよ!淡白で美味です(*^^*)

 

 

さてさて、秋。

 

魚+秋でカジカです。

見た目がハゼに似てるけど全く似て非なるカジカさん。

ハゼはスズキ目、カジカはカサゴ目!


 

分類学では生物種のグループ分けが段階的に大きな順で

「界」>「門」>「綱」>「目」>「科」>「属」>「種」と進化の観点や形態的特徴などを含めて区分されています。

 

しかし、生物界の区分けは色々な概念が渦巻き、今まで何度も改変されてきたし、今でも確定できないところがたくさんあります。さらに遺伝子の観点を組み合わせるとかなり複雑。


 

上記のグループ区分けは現在いちばん通説とされているシンプルな分類段階です。

カジカの話からかなりスケールの大きな話になりしくじりました・・(笑)

 

カジカ亜科は淡水から海溝まで幅広くさまざまな種を包括しています。絵に描いた淡水にいるカジカと深海魚のニュウドウカジカ(世界一醜い魚と呼ばれる)がやや近い親戚なんて信じられないけど。。ハゼは全く赤の他人になっております(笑)



 

頭がこんがらがってきたから冬!!

 

何にしようか迷いましたが、冬=雪ってことでタラ!

 

まさに冬の鍋物に欠かせない魚ですよね。

「たらふく食べる」なんて表現がよく使われますが、この「たらふく」とは鱈腹って意味合いなんですよ!

 

タラはとにかく大食漢な魚。カニや小魚やエビやらお腹はち切れそうになるほど食べます。

その様子を沢山食べるさまに例えた言葉。

たらふく食べたー!なんてよく使うけど、これが魚に由来する表現だなんてやはり日本人は魚と親密な民族なんですね!

 

タラは主に寒い国で重要な食材として愛される魚だけど、

タラコ(卵)や白子(精子嚢)まで食べちゃう日本人だから。


 

・・と、うんちく垂れまくりのおさかなこよみ。


 

ちなみに魚以外の画力はゼロです(笑)

人間とか描いたらゆるキャラになってしまいます・・泣

 

これからもリフレッシュする時には魚を描きまーす!

 

ではでは‼

 

LOVE FISHEScheeky