非営利型一般社団法人 Silva(シルワ)

アオキの言葉.パタゴニア有志一同ご来場!湘南国際村めぐりの森.Silvaの森盛りダイアリー 3月14日火曜日 アイキャッチ

2023.03.28(火)

アオキの言葉.パタゴニア有志一同ご来場!湘南国際村めぐりの森.Silvaの森盛りダイアリー 3月14日火曜日

 日本を代表する植物の中でも標高の比較的低い、暖温帯や東北でも海岸域に分布するヤブツバキクラス域のシイ-タブ林は、人の干渉により、その殆どが代償植生と云われる二次林に姿を変えています。

 

 そうした環境の中でも「元々は、常緑広葉樹の森だったんだよ」と諦めずに根を張る常緑低木の”アオキ”は、常緑のため、冬期の景観の中で青々として、自己主張して観えます。

 

 その姿は、失われた他の構成種を招くために環境を整え、先陣を切る騎士のようです。ガリア科アオキ属のアオキ(学名:Aucuba japonica)は、雄と雌が別株となっており、雄の花は、紫の小花を多数つけ、ルーペで拡大して観ると洗練された美を愛でることができます。雌のみが長楕円形の1.5~2cmの赤く艶やかな実を1年半~2年かけて結実するため、雄と雌を見分けるポイントとなります。

 

 

 パタゴニア有志一同&森林再生指導員&Silvaボランティア隊in湘南国際村めぐりの森

 

 植樹祭シーズンが目前となり、植樹祭で必要な資材の一つ”ワラ”をカウントし、運搬・設置。

 小学3年生のSilvaボランティア隊メンバーやパタゴニア有志一同の皆さんが大活躍!

丹沢の炭も100袋が到着し、移動に荷下ろしにと、大忙しの森づくり日でした。